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初めての韓国凸ポーカー旅行(1/3)


はじめに

はじめて note を書いてみます。
ポーカーでまあまあな感じの Meganex といいます。
2 週間近く、9am-> 4am みたいな仕事といろいろなことが続いて、2024 年 9 月 3 日の夜 11 時に、突然韓国に行くことを決めました。多分頭がおかしくなっていたんだと思います。そして、無計画に海外旅行すると大変だよって思い知らされました。
時系列で、2泊3日の旅行を、1日ずつ書いていこうと思います。

自己紹介

昔、最高位戦でプロとして麻雀をしてましたが、10年以上前にやめてポーカーへ転向。エンジニアを本業としながら、ポーカーと麻雀となんとなく YouTube の動画を作る日々。
一応、ポーカーのトーナメントの実績を以下に。優勝だけはないんですよね。。。

JOPT(Japan Open Poker Tour) 2023 Grand Final
Main Event 9 位 / 1392 人

WPT (World Poker Tour) Tokyo 2023
PLO Championship 3 位 / 160 人くらい

JOPT(Japan Open Poker Tour) 2024 Tokyo #1
PLO Championship 4 位 / 229 人

GGMaster Asia
2 位 / 1968 エントリー

あからさまな宣伝

YouTube チャンネルあります。
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Beautiful lies - Tokyo Rock Girl Music

旅行の準備から出発まで

9/3 23 時

2週間ちかく、午前9時→午前4時みたいな状態で仕事が続き、多分頭がおかしくなってました。確かに、ちょっと前に韓国に夫婦でいく友人から一緒に韓国のカジノに行きませんかと誘われてはいました。仕事のめどは立っていなかったので決められないとは言っていましたが、結局、衝動的に韓国に行くことを決めます。
韓国なんか行ったことないし、ハングルなんか1文字も読めないし、何なら何も事前に調べることもなく、ただただ何かにとりつかれたように、Trip.com と Expedia で、飛行機とホテルを予約し、3 日分の eSIM を購入。
9 月 4 日の 0 時ころに飛行機・ホテル・eSIM の準備ができて、そこから荷物の準備をして、2時ころ寝ます。

9/4 7:30

起きて軽く朝食。多分トースト1枚とコーヒー。

9/4 8時

仕事を始めて引き継ぎ。

9/4 10:30

仕事を終えて急いで成田へ。

9/4 13:25

成田発インチョン国際空港着の便にギリギリ間に合い、出国。
この時点で現金を引き出していなかったことに思い至るが、カードあるしなんとかなんだろと思って、飛行機で爆睡。

まー、準備不足もいいところだよね。。。。

韓国到着、初日

9/4 16時頃

インチョン国際空港到着。

周囲を見渡すも、幾何学的な文字の羅列が何を意味するのか全くわからず、ホテルの場所までどうやっていけばいいか、そもそもホテルの最寄りの駅の読み方がわからず、人に聞くのもどうしたらいいか、呆然とする。
ともかくGoogle Mapで、どうやらバスで行けるらしいことはわかるが、バスってどこでどうやって乗るのか不明。とりあえず喫煙所を探し、タバコを吸いながらどうしようか思案。朝7時の朝食以来水しか飲まず、すでに空腹が限界を迎えつつある。

空港なら英語か日本語は通じる人は多いだろうと検討をつけて空港内に戻り、CAさんらしき人に声をかけて、英語は話せるというので、Google Mapで最寄りの駅を見せて、どうやって行けばいいか聞くと、バスでいけるよ、チケット売り場はそこだからそこでクレジットカードで買えるよ、と教えてもらえる。
お礼を言って教えてもらったチケット売り場にいったらその売り場は閉鎖されている。唖然として途方にくれるも、先ほどのCAさんが様子をみててくれたのか、ごめんそこは閉まっててあっちにある、と声をかけてくれる。お礼をいってやっとチケット売り場へ。

9/4 17時前後

仁川空港のバスのチケット売り場には、日本語めっちゃ話すスタッフさんにアホみたいに行列ができてて、隣のスタッフさんに誰も並んでいない。空港なら英語話せるだろうとあたりをつけて空いてるスタッフさんに声をかけるも、英語も日本語も話せない。
なんだかんだやりとりして結局スタッフさんが「アドレス」と言うからスマホでGmailに届いたホテルの住所を見せると、少しパソコンをいじって、「クァンナルステーションほにゃららら、18000」みたいなことを言うから、18000ウォンかと聞くと唯一の英語で「イエス」と言う。
円を換金してないからカードで買って、チケットに3箇所、バスの便、時間、降りる場所に赤丸をつけてもらうが、降りる場所には幾何学文字が並んでて理解できず。ともかく「クァンナルステーション?」と確認するとまた「イエス、あにゃららららららら」と帰ってくる。ともかくクァンナルという駅にいけばホテルの近くに行けるらしいと理解する。

空港での換金はレートが悪いのはどこも同じ。しかし全くないのも不安なので、7000円だけウォンに換金して60000ウォンにする。

しかし、バスの乗り場がわからない。
17:15発のバスまで残り10分。
ともかくバスが並んでいる場所にいって、降りてウロウロしているバスの運転手さん数人に続けて声をかけて、やっと英語が少し話せる人をみつけ、乗り場を教えてもらう。
急いで向かい、その乗り場のバスの運転手さんにバスのチケットをみせて「クァンナルステーション?」と聞くと、何か訳のわからんことを言ってともかく乗れと身振りで示されたので乗る。

適当な席に座って本当にこのバスで合ってるのか不安だが、運転手さんもクァンナルなんとかかんとか言って乗れと示したので多分いくだろうと思うことにする。

出発間際、運転手さんがともかく何か言って怒鳴りつけてくる。「I’m Japanese. Speak Japanese or English」と言うと、それくらいはわかったのか、首を振って去る。
呆然としてたら、後ろの席のお兄さんがいい英語の発音で「シートベルト」と言ってくれて、ああ、シートベルトをしろと言われてたのかと気づく。
日本、バスでシートベルトしないじゃん、、、
ここ韓国だけど。

9/4 17:15

おそらくクァンナル駅に向かうであろうバスに乗車できて少し安心するが、ここで、どうやったら降りれるのわからないことに気づいて不安になる。
Google Mapで自分の場所を追いかけて、ともかく近くに行ったら運転手さんに声をかけようと決める。

ここで、バスの席の横にUSBのポートがあるのを見つけて、おお、韓国なかなかなるやんかと関心して、スマホを見返したら電池が残り9%になってることに気づき、慌ててそのポートで充電を始める。

しばらくしたら残りの電池が4%になっていることに気づき、充電状態の表示にはなるが実際は充電されていない。韓国クソくそかよ!と心の中で罵るが、そもそも電圧の規格が違うので当然。韓国のせいではない。

まあ、モバイルバッテリーもってきていたので、そちらで充電してこと無きを得るが、モバイルバッテリーはいざって時に使う予定なのになんでこんな初日から使うのよと、不安になる。

ともかくバスは走る。
外の風景とGoogle Mapを時々みて、2時間はかかることはわかったので、ともかく落ち着こうと、幸いBluetoothのヘッドフォンを持ってきていたので、それで音楽を聴きながら風景を見ながらバスが走るのに揺られる。

ソウルは、東京そっくり。
文字は全く読めないが。

Blutooth イヤホンつないでGoogle Map開いてたら充電できるのか不安になって電池を確認すると20%まで回復している。やはり日本の製品は日本のバッテリーで充電ですな、、、

9/4 19時頃

バスが止まって運転手さんが「クァンナルあにゃららららら!」と怒鳴りつけてくるが、こっちももう近くにいることはわかっていたから運転手さんに声をかけようと思っていたので、そんなに怒らなくてもいいじゃんと思いながらも俺が(俺しか)降りる場所を記憶していてくれたことには感謝の気持ちも感じる。ともかく下車。

本当、東京そっくりな街並み。
街中に乱雑にゴミやタバコの吸い殻が落ちてるようなこともなく、想像以上にソウルは綺麗な街なんだと関心するが、いやいやまずはホテルそしてご飯だよと。
朝7時にトースト食べてから水以外何も口にしていない。空腹の限界。

9/4 19:15

チェックインは、フロントのおっさんが一言も言わずに部屋の鍵と歯ブラシやらが入ってるセットを俺に渡す。部屋の番号から5階=最上階であることを確認して部屋へ。
まあ、、日本でいうラブホテルですね。。。
フロントの形が、おかしかったもん。
もしかしてと思って受け取った歯ブラシのセットの中にはコンドームが。

友人にLINEで、ともかくチェックインはしたが、ともかく腹が減ってしんどいと伝えると、カジノで僕のクーポンでただで食えますからそれで食ってくださいと言われて、お前は神様かと思う。

部屋を出る前に、翌日の準備だけしておこうと思って、翌日分の着替えと、スマホやモバイルバッテリーの充電ができる準備をしようとしている最中、コンセントの形状を変換するプラグを持ってこなかったことに気づき、パニックに陥る。

友人にLINEしたり、どうにかならんかと試行錯誤してみるも、どうにもならない。
ここで、フロントに聞いてみたらいいんではと思い至り、フロントまで降りて、iPhoneのコンセントのやつをみせてプラグの変換がしたいと英語でしゃべるが、やはりおっさん、一言も言わずに引き出しから変換できるやつを貸してくれる。
このおっさんは天使かと思ってお礼を言って部屋に戻り、充電ができることを確認して、Uber を呼び、ウォーカーヒルへ向かう。

9/4 20時頃

ウォーカーヒルのパラダイスカジノに到着。

思ってたより小さいなーって思いながらも、ともかく腹が減ってたので友人と合流。
友人がメンバーシップカードから食事のクーポン券を印刷して僕に渡してくれる。
レストラン?みたいなとこに入って、ともかく今は腹が減ってるので、何か特別チャレンジする気にもなれず、無難にカレーとアイスのカフェラテを頼む。
頼んだあとから、友人からおすすめのメニューの連絡が届くが、「遅いよ!もうカレー頼んじゃったよ!」と、クーポンをタダでもらってるくせにお前は使えねえなと文句を返して謝られる。さすがに俺も謝る。ちょっと前まで神様かと思っていた相手へのひどい仕打ちに、自分で自分に呆れる。
カレーは、まあまあ辛いくらい(日本だと辛口かも)で、まあ普通。

9/5 1 時

ともかく現金を持ってきてない。

韓国というかカジノにいくのに、この時点で頭がおかしいんじゃないの。

入口でパスポートの確認を日本語でしてくれる人に聞いたら、クレジットのショッピング枠でチップの購入(手数料 1.6% ) と、同額ならショッピングのキャンセルができることを教えてもらう。使えるカードのブランドは、VISA/Master/JCB/Diners。
VISA のカードでチップを購入する。

結局、まーともかく酷い負け方をして、ウォーカーヒルを後にする。

ポーカー知らない人には以下は何が起きたのかわからないかもしれないけど、記述。

( 単位: 1000 KRW )
キャッシュ 1-3
ポジション bb
スタック 500 以上
ハンド 22 ( 2 ポケ )

プリフロップ
MP が15にオープン ( ビッグスタック )
ボタンがコール ( ビッグスタック )
bb の僕もコール ( スタックカバーされてる 500 以上 )
ポット 46

フロップ
T2T ダイヤ 2 枚
bb の僕チェック
MP が20 ベット
ボタンが 75 にレイズ
僕が 200 にチェックリレイズ
MP が何か考えてからチップをたたきつけて置いてコール
ボタンが長考してオールイン
僕がオールイン
MP がボタンと中国語で何か話してるが、僕はセットかもみたいな雰囲気のことは話している(その通りだけど)
でももう 200 の埋没投資があるので降りれず 3 way オールインへ
ポット 1500 以上 ( 1,500,000 KRW 以上 )

リバーまで
T2T K K
捲られたのを悟って英語で Fuxxin’Runners とかなんとか言って罵りながら立ち上がって僕が 2 ポケを Show
MP は A9s ダイヤを Show <- あの状況でAハイフラッシュドローのオールインは意味不明
ボタンは T8s を Show <- はい、T の 1 枚であなたの勝ちですよええ

テーブルを立ちあがって去り際にディーラーが Finish? と聞くから日本語で帰る!と叫んでテーブルから離れる。

ホテルに戻って部屋に入って落ち着くと、急にどっと疲れがやってくると同時に恐ろしく寂しさが訪れる。嫁さんにLINEで通話を試みるも、寝てる。そりゃそーだよ。
睡眠薬を持ってきていたので、ともかく考えたくないから寝ることに。

準備から初日の総括

まーともかく、こうして書いてみると、頭おかしいね俺。
一緒に行った友人が、頼りになるんだかならないんだか、というか、その友人が助けられないほど、あまりの俺の準備不足。

とりあえず、韓国のカジノには、英語も韓国語も話せない日本人と中国人ばかりなんで、ポーカーしててハンド降りてる間に世間話しできる相手がいない(テーブルでは、韓国語か英語以外は禁止)
なんで、僕はポーカーだけに集中して何時間も過ごせるストイックなプレイヤーではないので、おしゃべりできる相手がいないポーカーのテーブルはちょっと辛かったです。
まあ、現金そのものを持って行かなくていいってのはいいのかも。

続く!

って、はい、また宣伝。Subscribe してくれたらうれしいです。

Beautiful lies - Tokyo Rock Girl Music


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