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サッと読める大男の散文

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働きも暮らしも人育ても、主体的に自分を活かして生きる「イキ活」の実践者、河合義徳が、ふと思うこ心の叫びの短文エッセイ集。
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#ありがとうの循環経済

気づいた時は、歩み出す時!

「誰もが幸せになるために生まれてきたからこそ、今日に悔いを残さないその日の過ごし方と生き方は、自分には当然のこと。むしろ『悔しい想い』となっても、何もやらずに後からやっておけば良かったという『後悔』だと、何の財産にもならない。」 こういうスタンスって、自分らしさを押し殺して、長く生き延びたい人には衝撃的な影響を受けることがあるらしい。 そうだとしても、ウソのない自分で生きてイイと気づかせてくれた人を、自分の救世主であるかのうように崇め続けるのは、少し違うんじゃないかな。

ボクは「自分解放運動」推進派です

子供が生まれてきてくれた時、幸せになれる人に育って欲しいと誰もが願う ところが、親が理解できない夢を子供が描き始めると、なぜか否定していく 夢ばかり見て楽しい事ばかりだと堕落するぞと、理不尽な説教になっていく いつの間にか茨の道を歩む心構えのみを押し付けて、我慢することを讃える 苦手克服が大事として、気づきや築きの楽しみや自ら探求する悦びまで奪う 将来の選択肢が広がるからと、有名大学に行って有名企業就職を目的にする 今苦労しておけば、将来安泰で楽になれるあなたのた

自分達の可能性を楽しんでみよう

納得できるまでやり抜くのは楽な事がないが、そつなく今日をやり過ごすだけも楽しくない。 誰だって上手く行かないことのほうが多いが、成功よりも失敗体験のほうが得るものが多い。 結果よりプロセスに自分の意味を見出せるが、まずは自ら行動しないとプロセスも創れない。 成功すると一時的に周りからの賛辞はあるが、それに酔うことなく再び次の事を試し始める。 目標達成は確かに自信になることもあるけど、納得するまで探究は続くからゴールではない。 僕らは物事を見抜ける術を持ってはいないが、行

夢を持ちなさいと言える大人

『夢を持ちなさい!』…子どもの頃には、とてもよく言われた言葉だ。 ところが、大人に近づくにつれ…『いつまで夢を見ているんだ!』と様相が変わってくる。 「いつまでも夢ばかり語っていないで、やるべきことを先にやりなさい」 そのように諭そうとする側は、「こんなことを言う私だって、いろんなことを犠牲にしていたり、我慢して生きている」という、その人なりの「正当性の主張」を押しつけているのが実態であることも多い。 「やりたいことは、やるべきことをやってからにしようとしている」という

「人を見る心」が感じられる瞬間

自分の仕事に「ひと手間」かける。 目の前にいる人の「想い」に寄り添って「ひと声」かける。 自分達が提供する価値の先に、お客様の暮らしにどういう変容をもたらせたいのか…または、その価値づくりの現場となる職場でも、どういう心配りをするとお互い気持ちよく仕事ができるか…相手先に「想い」を馳せる。 「ひと手間」も「ひと声」も…かける背景には、必ず「想い」がある。 その「ひとつ」の「想い」が、本質的に未来のつながりになる。 人を見る心…「想い」が生まれるから、自然と誰かのために「