住所不定旅人【詩】
白い息が凍る朝
冷たくなった指先を伸ばして
大股で一歩踏み出すんだ
とにかくここにはいられない
どこ行ったって満足はできないだろうけど
赤く太陽は燃える青い地球からはるか離れた宇宙で
ボクはここにいたって結局どこにも行けていない気がしてる
住所不定の旅人どこにも居場所がなくて
住所不定の旅人は迷子だ舞台地球座の上
暗くなるまで一緒に行こう
黒く染まった髪の毛とうるんだ瞳を持って
住所不定の旅人の行く先は未知
彼は無知
住所不定の根なし草
ふわふわ浮かんで風に飛ばされここまでやってきたんだ
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