8/11 シロギス釣り 1日船 立会川 小林丸
概要
釣果 : シロギス109匹
天候 : 晴れ
釣り場 : 盤洲 3~6m
釣座 : 左舷トモ
乗船者数 : 6名
タックル :
手持ち : DAIWA メタリア キスH + DAIWAクレストLT2500S-XH PE0.8号+先糸2号
置き竿 : 謎の貸竿(笑)
仕掛け :
手持ち : 振り分け天秤(25cm/50cm) 錘15号 夢の天秤 ハリス1号 競技キスSP8号
置き竿 : 胴突仕掛け 錘15号 ハリス1号 40cm 競技キスSP8号
釣行を振り返り、後の釣行を良くするための参考になればと思い書き記します。
詳細
シロギス釣り8回目。今回は自宅から歩いてすぐにある勝島運河、小林丸さんにお世話になってシロギス一日船に出てきました。実は自分が1,2回目とシロギスでお世話になったのがこの釣宿。当時は自分がシロギス釣り&船釣り自体が初めて、季節も3月末と4月末ということで釣果も10匹ほどと振るわずだったのですがある程度の経験を得た現状、また釣宿の直近の釣果もすごかったので今なら当時よりも力を発揮できるのでは…と力試しの意味も込めていました。
宿に到着したのは6時前。久しぶりにお会いした船長と挨拶し、席はどこでも大丈夫ということでしたが、右ミヨシにすでにどなたかいらっしゃっているようで、左舷トモに入りました。釣座のセッティングなどを済ませてボーっとしていたりしたのですが…暑い。この日の予報は最高気温36度を超える予報が出ており、この時点ですでに30度を超える猛暑日の予感。加えて船上は建物や朝日の関係でほぼ日光から逃げる場所がなくなすすべなし、と、桟橋の方に目をやると船長が「暑いからこっち来て涼んでおきな」と声がけしてくださり、出船まで桟橋で涼むことになりました。そうやって過ごしていると程なく右ミヨシに釣り座を構えている方が戻ってらっしゃいました。船長を含めた3人で直近の湾内の様子や他の釣宿の状況の話などして盛り上がりました(この前日8/10、八景荒川屋さんで挙げた神戸嶋さんの釣果などを話したりしました)。そしてどうやらこの方がこの小林丸さんの常連+竿頭をよく取っていらっしゃるS水さんということが発覚。お名前を釣果情報でよく拝見しています~等色々お話させていただきました。これだけですでに今日来た甲斐がありました(笑)。話の中で「今まで最高釣果はどれくらいだい?」と船長から聞かれたので前回の新健丸の釣果(35匹)を伝えると、「じゃあ今日は目標50匹だな!」と釣り目標も定めていただいたのでした(笑)。船長の話では今日は盤洲でやるということで自身初の東浅場での自己記録更新を狙うこととなりました。
また今日は同船者が少ないのだからと船長とS水さんから貸し竿で置き竿をやってみたら~ということを言われたのでお言葉に甘えて船宿の竿を貸していただき、仕掛けを胴突きにして置き竿とすることにしました。置き竿はやったことがなかったのでS水さんにやり方をご教授いただきました。着底してから錘を15cmくらい切っておいておくといいよ~と言われたのでその通りにして置き竿をコントロールしてみることとしました。
7時20分過ぎに他の同船者が揃い出船。船は夏の凪海を一路盤洲目指して進みます.
8時過ぎ頃アクアライン下、盤洲に到着、水深は3~6m。無風状態なので船はスパンカーを貼らず、エンジンを切ってブン流しです。置き竿をセットし自分の手持ちは振り分け天秤でスタートします。前回の新健丸住友ドック横の浅場でやった釣りを思い出しながらキャスト→着底後即糸ふけを取って仕掛けを張り、ちょんちょん誘いでアタリを出しに行きます。すると一発目からバシバシあたってきます。それをどんどん掛けていき、あれよあれよという間に1流し目(20分ほど)で13匹の好スタート.
エンジンを切っているので陸地に近づくたびに船長が沖へ出します(油断してるとあっという間に船底が海底に着いてしまうようです)。流し変えながらどんどんと数を積み重ねていきます。この日は海上も非常に穏やか、潮も効きすぎておらず仕掛けをかなり思ったとおりにコントロールできていました。1時間経過時点で22匹とペースも悪くありません。活性がいいので手持ちの竿はエサ付けを短めに、置き竿の方は少し餌を長めに取り型を狙います。何回も一荷もあって順調に数を伸ばしていけました.そして2時間半を経過する頃には当初の目的である50匹をゆうに超える釣果を叩き出していたのでした。そしてまだまだアタリは止まりません。盤洲のポテンシャル恐るべし…
一度目の餌がなくなった時点で時刻は12時過ぎ。カウンターは79匹まで回っていました。時速20匹程度でもはや束釣りは眼の前ですがここでちょっと日光にやられすぎて一旦キャビンへ避難。当日の海上は風も吹いておらず、人間には厳しいコンディションでした。水分補給は怠っておらず、適度にスポーツドリンクなども取っていたのですが汗が止まらず少し体の怠さも覚えたので休憩することにしました。幸い20分ほどキャビンでゆっくり過ごすと体調が戻り、またデッキ出ると少し風も吹いてきていたのでこれ幸いとばかりに釣り再開。餌の補充をするために操舵室横を通ったときには船長に、右ミヨシを通ったときにはS水さんにそれぞれ現在の釣果を聞かれ、それぞれに「目指せ束釣り!」と発破をかけられたのでした(笑)
席に戻った後は時間いっぱいに一心不乱で釣りを続けました。午後1時ころからは風が強めに吹き始め、船はスパンカーを張ったエンジン流しに切り替わりました。また左舷は潮型が抱え込みの形になってしまい仕掛けが張りづらくなってしまったためアタリが減っていってしまいましたがなんとか仕掛けの張り方を工夫するなどして掛けていきました。そして午後2時前に…
ついに自身初の束釣りを達成!いつかは必ず…と夢見た束釣りがまさかこんなにも早く叶うとは思いませんでした。ここで少し気が抜け、残った餌を時間いっぱいで使い切るくらいのペースに落とし、最終的に109匹でフィニッシュとなりました。
竿頭はもちろんS水さん。2本竿でなんと235匹という大釣果を挙げていらっしゃいました。左舷トモからはその釣り姿を拝見できなかったのが悔しかったです。今度同船させてもらったときには近くで見せてもらえるといいな…自分は109匹ということで次頭+当日船宿最大の24cmをキャッチし大満足の釣行となり、沖上がりに女将さんが用意してくださっていたレモン味のかき氷が太陽に焼かれた体に染み込みました。
所感
初めての東の浅場、盤洲のポテンシャルの高さを見せつけられた釣行となりました。やはり中ノ瀬や本牧沖とは違い浅場は浅場の釣り方があるのだなぁと思いました。特に糸ふけに注意しておかないと錘が即着底してしまうので糸ふけを取るのに時間を取られてしまい、着底直後のアタリを逃してしまうことがありそうです。これは後で戸嶋さんのブログで拝見してなるほどなと思った方法なのですが、浅場では錘が着水すると同時にリールのベールを返すことで錘がカーブフォールすることになり、着底時に仕掛けを張った状態にしやすいとのことでした。また浅場に行く機会があったら試してみようと思います。
また午後から潮型が抱え込みの形になってからアタリが減ってしまったのをどうにかしたいなと思います。抱え込みになるとどういう竿さばきをすればよいのか、仕掛けをどう張ればいいのかというのが自分の中にまだないのでそれを今後見つけていければいいなぁと思っています。
少しずつ季節が進み、朝晩少し暑さが和らいでいますがまだまだ各釣宿シロギスがバシバシ釣れています。このトップシーズンを逃さないようにまた釣行したいと思います。最後までお読みいただきましてありがとうございました。