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石田組、最強かよ@日本武道館
11月10日(日)、石田組長念願の日本武道館公演。母と2人で行ってきました。ただただ素晴らしかった!
石田組の皆さん、私にクラシックの魅力を教えてくれてありがとうというきもちでいっぱいです。
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クラシックって、基本ホールで生音で聞かせるもの。キャパもおそらく多くて3000人ぐらいだと思います。それが昨日は8000人超の席が満席。
音楽用ではない武道館で、マイクを通した室内楽の演奏ってどうなんだろうと興味津々でもあり、少しだけ不安もあり…で臨んだのですが、、杞憂!超杞憂!
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メンバーはヴァイオリンは石田組長含め9名、ヴィオラ4名、チェロ4名、コントラバス3名。普段の石田組公演の倍です。この大所帯だからこそ映える曲をこれでもかと組み込んでくれた神セットリストでした。
特に2部のピアソラ3連発からのゴッドファーザーメドレーに痺れまくった!コントラバス3名、チェロ4名いると音圧が半端ないんですよね。むちゃくちゃカッコよかった…弦をボンボン叩くやつ(言い方)ね、たまらんです。
あと中村さんのヴィオラソロも最高でした…室内楽を聞くようになって、ヴィオラの音色に魅了されっぱなしの私です。ヴァイオリンとの違いがわからんとか言ってた過去の私を殴りたい。ヴィオラの落ち着いた芳醇な音色と重なることで、ヴァイオリンの繊細な高音が冴える。これは間違いない。
ゴッドファーザーメドレーは、メドレーといいつつもほぼフル尺だったのでは?劇中のあの結婚式のシーンに自分が参加しているような臨場感、今思い返してもあんなに幸せな気分はなかなか味わえない。
許されるなら、1曲終わるごとに拳を振り上げたいぐらい気分が高揚してた。
組長は口下手で、こんな時でも多くを語らない。けれど、組員の皆さんがときおり笑いながらそれはそれは楽しそうに演奏してるんですよ…ああいうのダメなの感動しちゃうの!!
「紫の炎」はいつもの演奏会でも盛り上がりますが、今回は火柱連発でアリーナBブロック最前にいた私にも熱が伝わってきたくらいなので、演者さんたちはさぞかし暑かったことと思います。ほんっとうに映えました。
そして「銀河鉄道999」は、キョードー東京さんの石田組へのサプライズで、席にこのような紙が置いてありました。
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STARS長居公演の感動再び、とってもきれいでした。ヴァイオリンの佐久間さんが終演後のXで「すごくビックリして、きれいだねぇってみんなで言いながら演奏してました」って言ってくれててうれしかった!
先述の通りクラシック業界は、演奏するハコが決まっているため、おそらく国内ではどんなに優れた演奏家でも1万人近い観客の前で演奏することはほとんどないと思います。なので、こんな舞台に立てるという経験ができる人はなかなかいないでしょう。
だからきっと、組長も組員さんたちにとっても感無量だったのではないかと思います。もちろん、クラシックファンの中には組長が苦手な人もいるかもしれない。好みはありますから…でも、カリスマ性と確かな技術を持った音楽家がこうした舞台を成功させることで確実にクラシック音楽の裾野も可能性も広がっていくと思う。こういう人がどの業界にも必要なんです。
少なくとも私は、組長を知らなければクラシックに興味を持つことはなかったし、ましてや演奏会のためにわざわざ東京まで足を運ぶことなんてなかったと思う。帰宅した今も、昨日の演奏が心の中にふぁーっと満ち溢れていて、多幸感がすごいです。クラシックを好きになって良かったなぁ、音楽ってすばらしいなという思いでいっぱいです。
反田恭平さんがショパンコンクールで2位になって、クラシックに興味が湧き始めていていた矢先、ドラマ「リバーサルオーケストラ」の音楽監修をピアニストの清塚信也さんが担当するということで見始めてどんどんオケにハマっていき、劇中の曲を演奏していたのが石田組長が長年コンマスを務める神奈川フィルで、ドラマで一瞬だけゲスト出演した組長の見た目に度肝を抜かれ、石田組を知ってYouTubeで演奏を聞き、とてつもない衝撃を受けて…
ただ流れに身を任せて興味の赴くままに揺蕩ってきただけですが、ここ数年で自分の音楽の幅がとんでもなく広がったと思います。今ではJAZZも聞くようになりました。
音楽って本当にすばらしいものですね。(水野晴郎さん風にどうぞ)
それでは今日はこのへんで。
せーのっ!
おつかれ~
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