「記事から曲」5曲目はミムコさんとのコラボです。

この記事では曲の解説をメインに書いています。ミムコさんの記事や制作の背景についてまとめた下記URLの記事もよろしければ合わせてお読みください。

https://note.com/rocjet1972/n/nb7490fce3bf8


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今回の曲は「音の重ね方」に重点を置いています。音の立ち位置というよりも見え方を工夫している感じで、随所でストリングスやピアノのフレーズが垣間見えるような、それでいてなおかつその時だけ弾いているわけではなく曲全体を通して採譜している、そんなイメージです。

1:00からディレイゾーンに入りますが、ここは左右でディレイタイムをずらして設定し、さらにバストラックにまとめて薄くディレイをかけました。エンドレスに掛け合う様子を表現できたのではないかと思います。
わかりにくい方もいらっしゃると思うので喩えると、ディレイというのは「やまびこ」の効果を与える機能ですが、やまびこのタイミングを少しずつずらすことによって循環させているような、そんなイメージです。

主旋律は詩を軸に歌モノのように考えたのでシンプルですね。それゆえ単調に聞こえる恐れがあったので、細かなアレンジを追い込んで飽きないように工夫をしたという面もあります。

2:24からのギターはアドリブですが、それ以外はじっくり作り込んだメロディをギターで再現したというほうが近いですね。

落ち込んでるけど一歩踏み出したい、前向きになりたい。そんな時に聴いてもらえたら嬉しいです。

ミムコさん、素敵な作品とのコラボありがとうございました！

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