見出し画像

そのハードルを越えたいと思うなら、跳ばなければ。


先日、セッション会に参加してきました。
音楽の先輩方に長年お世話になっている、大切な集まりです。

セッションに来ていたギタリスト。ジユンペイというそうです。



セッションのいいところは、何と言っても即興性
僕が参加しているセッションは課題曲が決まっていて、ボーカルが歌いたい曲目をその中からリクエストし、弾きたい人が飛び入りで演奏するというスタイル。

その場で決まった二度と生まれないバンドで音楽を楽しむという儚さが好きです。


今回、初めて参加された方から質問を頂きました。
曰く「即興でミスしないためにはどうすればいいですか?」とのこと。


僕の答えはこうです

「とりあえず一度、大クラッシュしてください」。



曲として成立しているのかも怪しいくらいの盛大なミスを犯しておくと、それより小さなミスは気にならなくなります。

「ミスしない」という目的に対しては答えになっていないような気もしますが、ミスを一切しないということは基本的に考えにくいことなので、それだったら、「ミス」の定義を自分の中で書き換えたほうがいいという意味です。


初めてセッションに参加される方は、一発目の演奏をかなり尻込みする傾向にあります。

その背景には、「ミスしたくない」「あんな上手い人たちに交じって演奏なんてできない」「恥をかきたくない」という想いがあるのだと思います。


もし、そういった緊張があるのだとしたら、演奏しない時間が長ければ長いほど周囲の期待は高まってしまいます。

あの人、初めて来たけど、どんなプレイヤーなんだろう?どんな音を出すのだろう。楽しみだな!

そもそも超えられないハードルをわざわざ自分で高くしているようなものです。


偉そうに書いていますが僕にだって超えられるハードルのほうが少ないくらいです。

慣れてくると、高いハードルは「下をくぐる」という小技もできるようになりますが

そのハードルを越えたいと思うなら、跳ばなければ。

くぐっていては、ハードルを倒すことはないかもしれないけど、飛び越えることもできませんから。


というわけで僕は、目の前にあるハードルが自分にとって超えられない高さである場合、突っ込んでぶっ壊します。笑

その「ミス」によって味わった恥が自分にとっての「ミス」の定義を更新してくれるので、その次にハードルに向かって跳ぶときには、踏み切る足取りが軽くなっているものです。


そんな無茶ができるのも、セッションならではのこと。

仕事だったら突っ込んでぶっ壊してる場合じゃありません。




次回のセッションは、5/28(土)とのこと。

歌いたい人、楽器を演奏したい人、生演奏を鑑賞したい聴き専の人も大歓迎、もちろんプロアマ不問でございます。


キーボードとドラムの参加者が相対的に少ないようなので、キーボーディストとドラマーの方は特にぜひ。


ご興味あれば会いに来てください!



今、ジユンペイの活動についてアンケートを実施しています。

上半期の活動方針の参考にしたいので、お時間のある方はご協力頂けると嬉しいです!

みなさまの支えのおかげで今日を生きております。いつもありがとうございます。