第3回「記事から曲」、2曲目はカナヅチ猫さんの『それは僕じゃないよ』をもとにして書いた「君と僕」という曲です！

カナヅチ猫さん記事の詳細や制作の背景についてまとめた以下の記事もぜひ合わせてお読みください。この記事では音楽的な解説をメインに書いています。

https://note.com/rocjet1972/n/n9ff444100bd2

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詳しくは上記リンクの制作背景を読んでいただければと思いますが、曲の構想上、時間の経過とともにアナログっぽくなるというようなことを考えていたので、前半と後半で使っている楽器が違ったり、雰囲気が変わることが一番の特徴かと思います。

その割にアドリブ的発想は少なくて、どちらかというと構成がカッチリしている曲になりました。ギターのフレーズにも同じことが言えそうです。バイオリンやシンセとユニゾンしたりハモったりするブロックも多いので、弾きながら作ったというよりはあらかじめ構築されたフレーズを録音して重ねていった感じです。

普通はメインテーマやリフを決めてそれを軸に展開させるものですが、この曲にはそれがなく。にもかかわらずまとまっているのは、パートごとに軸をハッキリさせることができたからかな、などと思っています。SEとして使った鳥の声や人の笑い声が曲の前後にあることで、これは「そういう曲」なのだと示せた効果もあるのかもしれません。SEがなかったら、もっと雑然としていたと思います。

ギターキッズが弾きたくなるようなフレーズがたくさんあるかと言われたら、そういうタイプの曲じゃないと思うけど、、、ステレオで鳴っている歪んだパワーコードとかは、綺麗にディストーションを出せたと思います。ギターはオーソドックスなシングルコイルのテレキャスターを使っています。


カナヅチ猫さん、素敵なコラボの機会を頂きありがとうございました！

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