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Color me Blind

ジユンペイ
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「記事から曲」16曲目は、Masakoさんの記事「わたしのことを一番よく知っているのはだれ?」とコラボしました。

この記事では、曲の解説に焦点を当てています。
制作の背景についてまとめた記事もぜひ合わせて読んで頂けると、より一層楽しんで頂けるかと思います。

https://note.com/rocjet1972/n/n3c42c0d49977


解説については、一度曲を通して聴いてから読んで頂けると嬉しいです。

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今回のテーマは「異なる存在の共存」。音楽的には、メジャーとマイナー、ウラとオモテ、高音と低音、などを軸に、対立する音同士の掛け合いを表現しました。

曲の構成としては、2本のエレキギターの掛け合いで展開するAメロ、クリーントーンのギターに変化するBメロ、裏打ちに切り替わるサビ、曲頭に戻るイメージのアウトロ、の4部構成になっています。

基本的にキーはCメジャーでオーソドックスに展開しますが、AメロでAm9から入ることによって全体をびしっと締めるような空気感を出しています。
AメロとBメロでは主旋律が自由に動き回り、サビで一つのまとまった形に収束することによって、多様な見方も全体として一つの個性を表しているという、記事の内容に沿う形でアレンジできたと思います。


自分で作曲しておいて言うのもどうかと思いますが、今回はAメロが一番苦戦しました。

コード進行は「Am9 / G / Em / C ConB」ですが、特にポイントとなっているAm9のBの音が大変でした。Cメジャーで捉えると半音違いですごく邪魔な音なので、フレーズはAマイナーを起点に考えましたが、そうすると今度はAマイナーからなかなか抜け出せなくなるという。。。そこで、Gミクソリディアンを想定したFの音から強引にEフリジアンに戻ってCメジャーに展開するような構成を考えました。
アドリブの練習に使う際は、Aマイナーペンタトニックだけでも気持ちよく弾けますが、もし敢えてCメジャーで入ることを考えるならば、Am9のB音をCに対するM7と捉えて、代理コードとしてAm9⇒CM7を想定すると、Bロクリアンから展開するなどのアイデアはありそうです。個人的にはロクリアンスケ-ルが苦手なので今回そのアプローチはしませんでした!笑

Masakoさん、改めて、素敵な作品とコラボさせていただき、ありがとうございました!

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※楽曲は無料でダウンロードできます。感想やコメント頂けると嬉しいです!

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ジユンペイ
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