「記事から曲」３曲目は大枝さんとのコラボです。
この記事では曲の解説をメインに記しています。制作の背景や大枝さんの作品について触れている下記の記事も是非合わせてお読みいただけると嬉しいです。

https://note.com/rocjet1972/n/n508489c02530


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この曲における音楽的なテーマは「ロングトーンとギターソロの対比」にあります。

２分近くロングトーンのパートが続き、Bメロを挟んでサビでギターソロが登場しますが、ギターソロで終わってしまうと、前半のロングトーンがギターソロの前振りになってしまいます。
大枝さんの作品になぞらえるとギターソロで終わるということはバッドエンドなので、そこに落とし込まないよう、後半にもう一度ロングトーンを持ってきて世界観を磨き込みました。

コード進行はどちらかというとオーソドックスなポップス風です。えいやっと勢いでも弾ける進行ですが、もとになっている作品が世界観の構築された物語なので、今回はむしろコードトーンを踏まえたうえでのフレージングや裏コードの活用など、細部を意識しながら作曲しました。

こういう曲はギターに耳が行きがちですし、実際のところ僕はギタリストなのでそれはそれで嬉しいことなのですが、実はストリングスのハモリ方やピアノの和音の乗せ方などかなり細かいところに凝って作っています。もし興味がある方は、その辺りも耳を澄ませて聴いてみてください！

大枝さん、素敵な物語とコラボさせて頂きありがとうございました！

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