2024/11/05 秋にして本に触れ
今日街を歩いていたら、視界の端に鏡餅を捕捉した気がするのですが、さすがに私の気のせいですよね? もう年末の準備なんか……ねぇ……?さすがに早すぎますって~~~~!!
と思ったんだけどもしかして来月って12月……? ゎゎ……季節が回るのって、レよゃす、キ″ゑ。。。
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読みました。隙間時間にちょこ……ちょこ……と読んでいたので2か月くらいかかって、期せずして主人公・ジョーンと同じようなとある感情を楽しめた気がする。
2024年の個人的な目標の1つに「本を買うことをためらわない」というのがありまして、今年は結構気になった本はすぐお迎えしており、そのうちの1冊になります。
各所で話題になっているのが散見されたため、アガサ・クリスティー作品は未読でしたが読んでみました。
以下はネタバレを含む感想!!
見たくないぜ!!という方は次の「ーーー」まで飛ばしてください。
個人的に、この作品は前情報なしで読んだほうが絶対おもしろい気がしています。
(ここから感想)
・まず、アガサ・クリスティー作品を読むのは初めてで、変化球から入ってしまったのではという雰囲気を感じますが、め~~~~っちゃくちゃ面白かったです。
・ジョーンの1人称視点&回想が主だから、最初はジョーンの話や感情を「ふーん、そうなんだね~」くらいの温度感で割と寄り添って聞いていたんですけど、「いやこれいろんな認識がずれてそうだな……」からの雲行きの怪しくなり方というか、ジョーンへの印象のグラデーションがすごかった。
・エンドが複数あって、その内の1つを引いた感じがした。
・なんか、重要な選択肢が後半幾つかあったよね?過去にもたくさんあったのは言わずもがなですが、過去は変えられないとしても、現在の時間軸でも。
・たとえば、列車で同室になった女性に心を打ち明ける/打ち明けないとか。
・読了後、なんか……やり直させてくれ!!!!!!!!次は行ける!!!!!次は!!!!!!!!みたいな気持ちになったんだけど、多分もう「次」は来ないんだろうな、このルートでは……。
・ということは自分はジョーンにある種の期待をしていたということで、それはきっとジョーンの周りの人々が同様に裏切られ続けたものであり……。
・最後の1行(本編もエピローグも)のインパクトがすごい。かなりずっしりと心に来た。
・ジョーンが気づき、祈るところ、それまでの冷静なジョーンと雰囲気が全然違ってて、彼女の受けた衝撃や絶望がまざまざと突きつけられるようですごかった。楽譜だったら多分フォルテッシモとかespressivo(表情豊かに)とかついてるだろうなと思った。
・子供たちが無事大人になって、家庭を出れてよかったな……。
・私もジョーンのようになっているのではないかと、読了後、すぐに考えてしまった。何か冷たいものが背中を這うようだった。
(ここまで感想)
細切れに読んでしまったので、次は腰を据えて一気に読んでしまいたいな。感情表現がすごかった。ほかの作品も読みたい。
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スケジュール出そうと思ってたのにこんな時間になってしまった。
今週は木曜日にすろだらがあります!!金曜日にshorts出せるように今頑張っております!!確定したら改めて出しますね!!!!!!