名盤かどうかは、後になってみないと分からない
これは個人的な意見なんですけど。
よく言うじゃないですか、「これは名盤や!」みたいな。いや、全然悪いことやと思ってないですよ。私も「最高や!」ってめっちゃ言うし(というかそれしか言ってない)。
ただ、名盤が本当に名盤かどうかというのは、後になってみないと分からないんじゃないかと思ったりするんですね。
というのも、私は昔からずっと聴いてるアルバムが何枚か(何枚も?)あって。しばらく聴いてなくても、絶対不定期的に聴きたくなるアルバムとかがあるんですよね。
頻度で言えば、めちゃくちゃよく聴くウィーザーのブルーアルバムは1994年リリースで(ちなみに私が初めて知ったのは2007年くらい)、あとはエルレとかも、もう10年以上新譜を出してないわけやけど、今でも大好きやしね。皆さんも昔のアルバムを何度も聴いてることと思います。
そう考えると、多くの人が「めちゃくちゃ良い!!!」と思ったアルバムでも、10年後にそれを聴き返す人がどれくらいいるのかなあみたいな。 そういうアルバムって、この世にどれくらい存在してるのかなあみたいな。
特に、サブスクリプションサービスが主流になってきた近年は、様々な音楽を手軽に聴けるメリットがある一方で、それらの音楽が大量消費されて終わってしまう可能性もあったり。
もちろん、その当時に「めちゃくちゃ良い」作品であったことは間違いがないと思うし、時代によって音楽にも流行り廃りがあるのは分かる。
ただ、じゃあそのアルバムは当時の「流行り」のなかで良かっただけなのか。それともその「流行り」、ひいては新たな「ジャンル・手法」を生み出したのか。あるいは「流行り」に関係なく、世代や時代を超えてずっと聴かれるものなのか。そういう意味で、私は「名盤」というものは難しいなと思っていて。
それと同時に、実際にそういう「名盤」があることも知っていて。なのでこれから気が向いたときに、ちょこちょこそういう「個人的名盤」、つまり私が10年以上聴き続けているようなアルバムについて書いていきたいな〜とかも思ったりしてます。気が向いたときにね。
P.S. 画像はただの可愛いティーカップです。