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タヒにたいって気軽に言えなくなったなと思って

ちなみに、この場合のタヒにたいとは、本当にこの世を恨んでいて、何も希望を見いだせず命を絶ってしまいたいとかそういう思いではなくて、ただ日常で生きていて「なんにも考えたくないからなんにもしなくない」=タヒにたい。インターネットのうわごとのようなもののことを指す。

夢もかなえられずに結局待遇で選んだ全く別業種のOLをしている身だけれども、それでも趣味も多く友人にも恵まれ、家族仲だっていい。ずるずると実家に居座り、家族と飼っているねこはかわいい。衣食住に困ることなく何も不自由していない。

だけどタヒにた~い。
っていつの間にかつぶやいてしまう。

それをいまインターネットで言いにくくなったなあと思って。

わたしはいわゆるオタクというやつで、興味対象が女性向けゲームだったり漫画だったり、そういったコミュニティに属している(はず)だからこの場合わたしの世界は=X(Twitter)なんだけれども。

昔はもっと言ってたと思う。みんな。

それはX(Twitter)が広告をばんばん出すようになったからとか、そういう理由ではないと思う。(なんか相談ダイヤルの広告でるよね)

世界が、わたしの今の環境がそうなんだ。

例えばだけど、年齢を重ねるごとに同年代の知り合いが結婚出産などを経験するのはもちろん、重い病にかかったり、家族が亡くなったり、事故にあったり、環境が変わってきた。もある。

もしかしたら重い病気かも…と心配する人がいる中で不謹慎だし…(そもそもX(Twitter)はSNSであってただのオタクの日記帳ではないんだけれど。)

いまもパレスチナでは生きたいのに攻撃、弾圧を受けている人もいるし、いま世界では戦争も起こっている。

そういった世界と自分の生きている世界が一緒なんだなあ。と思えるようになったとも言えるし、そんなこと今更気が付いたの?とも言える。

でも自分の世界が結局ここだから言いたくなっちゃう、タヒにたい。って。
その実別に本当に消えてなくなりたいと思っているわけでもなんでもないんだけど。
呟いて満足してすぐ消して、なんの意味があるんだろうなと思いながら。

こういうのがいまの世界の閉そく感ってやつなんでしょうか。
ね~。

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