カーフェーリーの旅 2024年5月敦賀ー苫小牧
2024年5月下旬に敦賀港から東苫小牧港までカーフェリーに車を積んで移動したときのメモ.本州から北海道までは様々なルートがあるかと思いますが,特に関西発で北海道に一週間程度滞在するなら,レンタカー代や予約の手間を考えるとカーフェリーも選択肢に入るかと思います.
何より,何でも車に積み込めるので,着替えや自転車や登山,キャンプ道具,読みたい本など,公共交通機関だと持って行くかどうか迷うものもとりあえず全て積み込んでしまえるので,現地で自分の道具を使って気が向いたアクティビティを楽しむことができます.
料金
フェリーは合計39450円.ただし6月以降は料金が上がります.以下内訳.
個室ステートB和室:8930円55歳以上に適用される割引「GOGO割で15%オフ」)
個室で2〜3人用だが,ハイシーズン以外は一人料金(追加料金なし)で使えます.これはかなりお得.
車(SUV):30520円
乗用車5m未満 30520円(同じくGOGO割適用)
乗船
敦賀港フェリーターミナル.出発1時間前の2255までに到着する必要がある.あらかじめe乗船券お客様控があれば乗船窓口で並ぶ必要はなく,記載されたQRコードを乗船時に提示すればOK.時間通りに出発.
船内と部屋
今回はステートB和室を選びました.海側に面していますが窓の外に救命ボートがあって海は見えづらいですが見えないことはありません.同料金で洋室ツインもありますが,これは船体の内側にあり外は見えません.
乗用車は満車とのことでしたが,船内に入るとそれほど乗客はいませんでした.
観光目的とおぼしき人の多くは私と同じ中年の一人旅.おそらく若い頃北海道に旅した思い出に浸りたい人たちだと思います.私も含めこの年代の男性は極端にコミュニケーションが苦手で,誰とも交わることなくラウンジで一人で時間を過ごしています.本当は寂しくて誰かと話したいんだと思いますが.
食事
食事は,カフェ,食堂,上級レストランの3ヶ所.
食堂の営業時間は,以下の通りでかなり限定されています.
朝食 0800-0900
昼食 1200-1300
夕食 1800-1900
支払いは全てセルフサービス.通信ができないとクレジットカードを使えないこともあります.
やや高めではありますが,どれもおいしく,これまでもはずしたことはありません.
船内の過ごし方
ネットは出航後1時間程度でつながらなくなりますが,午後3時ごろ,津軽海峡通過時にはまたつながるようになります.敦賀から苫小牧に向かう場合,船の進行方向右側の船室の方が陸地に面しているために気持ちつながりやすいと思います.テレビはほぼ映ります.
船内ではゲームセンターや映画上映もあります.またお風呂に入るのもいいかもしれません.ただ本を持って行った方がいいかもしれません.
下船
到着30分ほど前に放送が入り,2030時間通りに下船.港を出るとすぐに真っ暗な荒野に出ます.
港から車で10分程度の「ホテルはちのへ」へ.フェリーの乗客に割引があり1泊朝食付きで5300円で泊まれました.
ほとんど揺れることもなく,20時間を越える船旅ですが,ネットがつんがらないこともありリラックスできました.一度いかがでしょうか?
新日本海フェリーのサイトでは様々なツアーや割引情報も出ています.
https://www.snf.jp/