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NotebookLMにPlusプランが登場。無料プランと何が同じで何が違うのか?

  [読了目安: 3分]

NO AI(人間が書きました✍️)

AI系ポッドキャスト(耳で学ぶAI)運営の矢野哲平(@robothink_jp)です。この記事ではNotebookLMに新しく導入されたPlusプランについて詳しく解説します。
無料プランと何が違うの?と、課金する検討材料を知りたい方はぜひ!

NotebookLM Plusプランの登場

2月11日にNotebookLMにPlusプランが導入されました。今までNotebookLMは無料プランのみでしたが、初めて有料プランが導入されることに。
なお、有料プランの導入により無料プランの機能が制限されるようなことは現時点ではありませんので安心してください。

GeminiのAdvancedプラン(月額2,900円)に加入しているのですがNotebookLMにアクセスすると表示が変わっていました。

アイコンにPlusの文字が追加されている

Gemini Advanced以外でも企業や組織でGoogle Workspaceを使っている人は利用できるようになっていると思います。

Plusプランと無料プランの違い

ざっくり言うとアップロードできるリソースや新規作成できるノーブックトの数が5倍になります。

NotebookLM では、最大 100 のノートブック、それぞれに最大 50 のソースを登録可能。各ソースの上限は 500,000 語です。1 日あたり最大 50 件のチャットクエリと 3 件の音声生成が可能です。

NotebookLM Plus にアップグレードすると、最大 500 のノートブックと、1 ノートブックあたり最大 300 のソースが登録可能です。1 日あたりのクエリ上限も増加し、最大 500 件のチャットクエリと 20 件の音声生成が可能になります。

https://support.google.com/notebooklm/answer/15678219

NotebookLMを使い倒してリソースが足りない人は課金を検討してもいいかもしれませんね。
一方で、Plusプランにすることで内部のモデルがGemini 1.5 ProからGemini 2.0 Proになることは現状ありません。
つまり、Plusプランにすることで回答が大幅に改善するようなことはありません。
もしかすると、先でモデルの選択もできるようになるかもしれませんが🤔

Plusプランだけが使えるプレミアム機能

リソースが5倍になる以外にも特典があります。
以下に1つずつ列挙していきます👇

チャットのみ共有

ノートブックを共有する時にチャットのみ共有するか選択できるようになります。つまり、無料プランに比べてアクセス権限を細かく指定できるようになります。

高度なチャット設定

応答スタイルや回答の長さを指定できます。

ちなみに会話のスタイルで"カスタム"を選択すると、カスタム指示を設定できます。つまり、自分でプロンプトを設定することができます。(最大500文字)

ノートブックの分析

共有したノートブックに対してどれ位のアクセスがあるか分析できるようになります。
これ謎機能なのですがニーズはあるのでしょうか…?🤔


個人的にはPlusプランで利用できる機能(チャット共有や高度なチャット設定、分析機能)よりも、シンプルにリソース増加がメリットと感じました。

なにより、NotebookLM単体への課金ではなくGemini Advancedに課金するとNotebookLM Plusプランも付いてくるのがいいですね。
Gemini Advancedプランに加入すると最新モデルはもちろんGemini Deep Researchも使えるようになります。
現状はGemini Advancedに課金する最大の動機Gemini Deep ResearchなのでNotebookLM Plusも使えるようになったのはお得感があります。

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