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ChatGPTのDeep ResearchがPlusプランでも使えるように🎊 Gemini, Perplexity, Grokと比較

  [読了目安: 3分]

NO AI(人間が書きました✍️)

AI系ポッドキャスト(耳で学ぶAI)運営の矢野哲平(@robothink_jp)です。この記事ではChatGPTのDeep ResearchとGemini, Perplexity, Grokと比較を解説します。
補足ですがDeep Researchは従来の検索を超えてAIが思考を重ねながらより深く情報を調査する機能です。

https://openai.com/index/introducing-deep-research/

Geminiから始まり最近ではChatGPTやPerplexity、Grokでも実装されています。

Plusプランでも使えるようになったよ✌️

ChatGPT Deep Researchを使うには月額200ドル(約3万円)のProプランに加入する必要がありました。
ですが、2月26日のアップデートでPlusプランでも利用できるように。

Plusプランの方はチャットボックス下側の「詳細なリサーチ」をオンにすることで利用できます。

調査タスクの比較

今回はポッドキャストの国別ユーザー数を調査してもらいました。
実際のプロンプトはこんな感じ👉

Apple podcastの国別ユーザー数を最新の情報をもとに調査する。
ランキングでtop10位までをまとめてください。
ランキングのテーブルは以下とします。

国 | ユーザー数 | 人口 | 人口に対する割合

回答速度

Grok > Perplexity > Gemini > ChatGPT

ChatGPTが1番遅いです。実行前にいくつかの質問を挟むので、もっとも時間がかかると言えます。
ちなみにChatGPTでは事前にいくつかの質問を受けました。

- 何年の情報をもとに調査するのか。2024年?→2023年と指定
- ユーザー数は「総ユーザー数」か「アクティブユーザー数」のどちらを優先?→総ユーザー数と指定
- 情報ソースの優先度は?→Apple公式 > 信頼性の高いメディアの順番と指定

Deep Researchのタスクにおいては回答レスポンスよりも回答精度が優先されるため個人的にはあまり問題ありません。回答が返ってくるまでに他の作業はできますから。

回答結果の比較

最初、ChatGPTにあわせて2023年の情報、かつ総ユーザー数にすることをプロンプトに含めようと思いました。
ですが、調査指示→AIが逆質問もChatGPT Deep Researchだけが持つ特性なのでChatGPT以外はこれだけのプロンプトにしました。

Apple podcastの国別ユーザー数を最新の情報をもとに調査する。
ランキングでtop10位までをまとめてください。
ランキングのテーブルは以下とします。

国 | ユーザー数 | 人口 | 人口に対する割合

調査結果の比較の要約

  • 回答はChatGPT, Gemini vs Perplexity, Grokで分かれた

  • Perplexityはランキング順で出力しなかった

手動で確認する限りChatGPT, Geminiの回答が正しいと思います。
なぜかPerplexityとGrokはユーザー数が少ない。(アクティブユーザーで拾ってる?)

ChatGPT Deep Research

国旗の絵文字も付けてる

国別の人口情報は国連のデータを参照していました。(中途半端に7位で見切れているのは画面の関係でスクショできなかったからです)

Gemini Deep Research

テーブルはそのままスプシにエクスポートできるのが嬉しい。

Perplexity Deep Reseach

ランキング順ではない

Grok3 Deep Search


この1つのタスクだけで判断するのは情報が不十分ですが、有料で使えるDeep Researchの方が精度高いのかなと思いました。
ChatGPTやGeminiの有料プランに加入している人は無理にPerplexityやGrokを使わなくてもいいのかなと思います。

ただし、X上の情報収集に関してはGrok3が強みを発揮します。

Xの情報を参照した人物の情報収集、最新トレンドの収集はGrokも選択肢になるかと。
ぜひご自身の調査タスクでも試してみてください✌️

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