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ChatGPTのはじめ方を画像付きで解説

 [読了目安: 5分]

AI系ポッドキャスト(耳で学ぶAI)運営の矢野哲平(@robothink_jp)です。この記事ではChatGPTの始め方について詳しく解説します。

👨‍💻対象読者
- ChatGPTをはじめてみたい人
- 初めてAIを触る人

🎉記事を読むとできること
- ChatGPTの利用を開始できる

ChatGPTとは?

ChatGPTは2022年11月に日本でリリースされた対話型AIです。アメリカのOpenAIという企業が開発しています。
大量のデータを学習し人間のような自然な会話ができるのが特徴です。
人間のように会話をしたり、文章を作成したり、プログラミングのサポートをしたりと様々な用途に活用できます。

ChatGPTの始め方

では、さっそくChatGPTを始める準備を整えていきましょう。始め方が色々変わっていますが1番簡単な方法で紹介しますね。よく登録には電話番号が必要と言われますが現在では電話番号の登録は不要です。さっそくいきましょう〜

アカウント作成の全体像

  1. ChatGPTの公式サイト(https://chat.openai.com/)にアクセスします

  2. 「新しいアカウントを作成する」をクリックしてアカウント作成画面に進みます

  3. Googleアカウントと連携します

  4. 名前と生年月日を入力

これでアカウントの作成は完了です🎉簡単ですね!
以下で画像付きで詳しく解説します。

公式サイトにアクセス "新しいアカウントを作成する"をクリック
Googleで続行をクリック
Googleアカウントと連携させる "次へ"ボタンをクリック
名前と生年月日を入力

生年月日について補足すると未成年の方は利用に制限がかかります。18歳未満は親の同意が必要で13歳以上でないと利用できません。

ログインと使用開始

アカウントを作成したら自動的にログイン画面へ移動します。
基本的な使い方はチャット画面にAIへの指示を入力するだけです。

この指示をプロンプトと呼びます。今後、生成AIを活用していく上で重要なキーワードなので覚えておきましょう。

スマホでChatGPTを始めるには?

パソコンとほぼ同じような流れとなります。
iOS / Android版があるのでインストールして新しいアカウントを作成する流れです。
パソコン側ですでにアカウントを作成した場合は、そのアカウントでスマホでログインすればOKです。

プロンプト例

私が仕事で使っているプロンプト例をいくつか紹介します。コピペして使ってみてください✌️

文章校正を依頼する

###指示###
ユーザーが添付した日本語の文章を校正する。{テキスト}が添付されたら丁寧に、ゆっくり確実に実行する。

####ルール###
- 誤字を発見、訂正する
- 脱字を発見、訂正する
- 漢字の間違いを発見、訂正する
- テンプレートをもとに該当部分のアウトプットを繰り返す

###注意###
- 誤りがある場所のみ表示。前後の文章は表示しない
- 敬語や言い回しの修正は行わない

###テンプレート###
誤りのある箇所:
訂正の提案:
訂正理由:

###if###
もし、誤字脱字、漢字の間違いがなければ"修正箇所はありません"とアウトプットする

###テキスト###
{ここに対象のテキストを添付}

アイデア出しを依頼する

###指示###
ユーザーの願いを叶えたり課題を解決するスタートアップのアイデアを生み出す。
例えば、「病院の待ち時間が長い」とユーザーが入力したら次の内容に従い表で出力する。
表は縦軸に内容を列挙し、右側に対応する内容を記載する。

###内容###
- アイデア名
- アイデアの要約
- ターゲットユーザー
- ユーザーが抱える課題
- 提案する価値
- アイデアを実行に移した場合に考えれる課題

###注意###
- 1度の出力につき提案するアイデアは1つ
- プロンプトの内容を理解したら「はい」と回答する。ユーザーの入力を待つ。

ChatGPTの活用例

ChatGPTは様々な場面で活用できます。以下にいくつかの例を挙げてみます。

  1. アイデア出し(ブレストや視点の漏れを確認など)

  2. 文章の要約(長文を要約し情報収集を効率化、英語文章の日本語要約など)

  3. 文章の作成(メールの下書きを作成、資料のアウトライン作り)

  4. 情報収集(Google検索の代替として)

  5. プログラミング

あとは語学学習や趣味でも用途はたくさんあります。
まずはChatGPTを触ってみて、どのようなタスクで使えるのか慣れていくのがおすすめです。

ChatGPTを使う際の注意点

ChatGPTは非常に便利なツールですが大事な注意点を2つ解説しますね。

ハルシネーション

生成AIを使う上で抑えておきたいのがハルシネーションという概念です。直訳すると幻覚という意味になります。これはAIが回答を生成する際に誤った回答を出力すること。 例)織田信長を討ったのは?→徳川家康です
以前に比べてハルシネーションは少なくなりましたが生成AIの回答は常に100%正しいわけではない点を留意しましょう。

セキュリティ

生成AIと会話をする時に個人情報や重要な情報は入力しないようにしましょう。なぜなら入力した内容がAIの学習に使われるケースがあるからです。
個人情報、クレジットカード情報、顧客情報、会社の機密情報などは入力しないようにしましょう。
ちなみにデフォルトの設定で入力した内容はAIの学習に利用されるようになっていますが変更できます。
画面右上のアイコン > 設定 > データコントロール > すべての人のためにモデルを改善するをオフに

これで入力した内容が学習に使われないようになります。とは言え、100%安心とは言い切れないので引き続き重要な情報は入力しないことをおすすめします。

ChatGPTの有料版と無料版の違い

ChatGPTには無料版と有料版(ChatGPT Plus)があります。主な違いは以下の通りです。

  1. 制限: 無料版よりも有料版の方がより多く利用できます

  2. 新機能へのアクセス: 有料版は新機能を優先的に利用できます

有料版は月額20ドル(約3,000円)で利用できます。決して安くない金額なのでまずは無料の範囲で利用して不便を感じたら課金を検討しても良いと思います。

よくある質問

Q1: ChatGPTは無料で使えますか?
A1: はい。基本的な機能は無料で利用できます。月額20ドルの有料プランに加入するとより便利な機能が使えるようになります。

Q2: ChatGPTは日本語に対応していますか?
A2: はい。日本語を含む多言語に対応しています。時々、英語で回答する場合もありますが、その場合は「今の回答を日本語に翻訳して」と指示すればOKです。

Q3: ChatGPTの回答は信頼できますか?
A3:  必ずしも100%正確ではない点に注意しましょう。最終的な情報の正誤は人間が判断することをおすすめします。

Q4: ChatGPTを使うのに特別なスキルは必要ですか?
A4: 基本的なパソコン操作ができれば誰でも簡単に使えます。ただし、より使いこなしたい場合はスキルを学ぶ必要があります。(プロンプトエンジニアリングなど)

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