見出し画像

富士ヒル2024アフターウィークス

何はともあれ、1年間積み重ねた末の富士ヒルは終わりました。
レースの後には2週間ほどはチルい感じでリラックスして過ごします。

こういう時に書くnoteは油断すると内容次第では
「後から読んだら赤面ものの痛いポエム風味」
になりがちなので、そこらへん留意して。

改めて富士ヒル2024を振り返る

アクシデント(パワメ不能)のために予想外の展開になった富士ヒル2024。
当初はタイム更新(67分程度)を目標に練習していた。
実際にトレーニングは手ごたえがあったし峠の実走でも平均ワットが出ていたので、もしパワメが問題なく動作していたらタイム更新はできるコンディションではあったと確信していました。たらればは尽きない。

結果は前回のnoteの通り72分。タイム短縮ならず。
されど、パワメなしでシルバーを獲れた事の達成感がなかなか後味が良くて、割と満足しているのです。

こういう「枯れた感覚」は年何度もヒルクライムレースに出て入賞を狙っていた7-8年頃前には得られなかったものかもしれない。
あのころは勝ち負けを意識して、ひたすら仲間と週何回も峠で実走練して、レース結果に対しても一喜一憂が激しかった。
40台半ばにもなったいま、そういう感情に懐かしさを覚えつつある。
「枯れ」なのか、「諦め」なのか、それとも「円熟」なのか。
自分でもこれは分かりません。

今回の富士ヒルも、
楽しく完走できてよかった、無事下山できてよかった仲間と良い時間が過ごせてよかった、何事もなく帰宅できてよかった、
って感情が大半を占めております。
ガチ勢から見ると極めて日和っておりますが、日常の苛烈な仕事とのバランスを取るのにはこれくらいが良いのかなと思います。

今後の方針

我流のポラライズドトレーニングを続けたこの1年。
体力の底上げはできている。つまりポラライズドトレーニングは有効。
クソコーチは嘘ついていない。
それを通して今後のあらゆる方針を考えていく。

  • いろんなことをしたい
    もう45歳。人生の半分は生きた。学生時代は陸上競技(短距離)のまねごとをして、24歳から自転車を初めて20年。
    他のスポーツはほぼしてこなかった。そろそろこれまでやってないことをしても良いんじゃないか。

    こないだのペダミミでも「自転車は敗者復活の競技」って言われてて、球
    技からっきしだった私に深く刺さっております。
    自転車乗りの悪いところは自転車のジャンルに固執しちゃうことかなとおもったりも。

  • ランを始める
    ということでまずはランを始めています。
    チームメイトのアドバイスでは、心肺機能できているけど脚がないから、キロ6分を超えないようなケースで少しずつやるように、と。
    例えるなら小型車に足回りを改修せずスポーツエンジンだけ積んだような感じか。エンジンと足がちぐはぐ。
    今のうちにしておけば、冬に10kmくらいは走れるようになる?

  • 筋トレを始める(だけどジムは行きたくない)
    家の近所にスポーツクラブは何軒かあります。大手のジムに通っていた時期もありますが、常連さんがいつもフリーウエイトを占拠していて、気を遣ってしまう自分はやりたい練習が全然できません。
    ってことで筋トレするにしても自宅でできる範疇で。自重トレとアンクルウェイトが中心になりますかね。

  • 閾値トレーニングか、ポラライズドか、インターバルの頻度は?
    POLは有効。これは口をはさむ余地はない。
    1年間POLをやって思ったこと。「自転車トレーニングの基礎はエンデュランス」。POLの良い点はエンデュランスに時間を割いていいんだ、と教えてくれるところ。
    で、肝心のインターバル。これは必要だけど、個人的には週1回にしたい。理由は、現状の生活の中で週2だと回復が遅れ気味になっちゃうから。疲労が蓄積すると心身共に参っちゃうからね。
    閾値トレーニングはことヒルクライムに関しては2か月前からレース強度想定の強度で滞在時間を延ばしていく練習をすれば大丈夫だと思う。それまではインターバルで体力の上限を、エンデュランスで体力のベースを強化する。

  • いろんな強度・ケイデンスの練習をする、ペダリングを見直す
    例えば今回まったくやらなかったSFR系。
    非筋トレ勢の激坂コース対策としては有効な練習だと思う。
    あとはハイケイデンス練。110rpmを継続できる俊敏性も欲しい。

  • みちめぐは続ける
    だって楽しいもん。週末プチ旅行。走ったことのない道はワクワクする。

  • 自転車でストレスを溜めない
    例えば雨の日曜。「雨で走れなかったじゃねえか~」と鬱々するより、「思わぬレスト取れたな」って考えよう。一日練習やすんだところで、そんなに実力は変わらない。

  • 少し機材に頓着する
    今回の富士ヒルの教訓。パワーメーターはそろそろ更新しても良いかも。
    長年使っているTIMEのペダルもかなり回転が渋いことが分かった。
    となるとペダル型導入かな。最低来年のレース期には使い慣れておきたいところ。

  • 来年も富士ヒルは出たい
    来年は70分切ります。

  • noteはできる範囲で続ける
    毎週書かなくても、いいかな?

今夏の過ごし方

夏は関西圏は手頃なレースがない。
これまでは最も近いレースである高取城があったが、運営会社が発展的解散をしたらしく、もう望むべくもない。

ということで次のターゲットは9/8のヒルクライム大台ケ原を想定。

かつては2016年の1:17(年代別11位)という成績だったので、それを考えて今回は1:20くらいで完走出来たらよいなと。
出ることになったら、激坂対策をしておかないと。

などと考えていたら9/8は結束バンドの大阪公演と同日ということが判明。

しかしこちらは抽選。今の人気を考えるとかなり倍率高そう。
先日、劇場で総集編も観て、大音響で効く結束バンドの楽曲に魅了されてしまった。

これはできることなら行きたい…
ぼちろファンのチームメイトと結託してこちらの抽選をまず申し込み。
スマホ限定申し込み、かつ転売中止の厳重なシステム(氏名・電話番号登録)が新鮮。これまでチケット買うとき、名前聞かれたことなかったもんなあ。

ということで今年の夏の過ごし方は6/28の抽選結果に委ねられました。

  • 抽選当たったら、9/8は結束バンドへ。大台ケ原はエントリーせず。
    実走はエンデュランス(みちめぐ)中心に。

  • 抽選外れたら、9/8は大台ケ原エントリー(7/1開始)。
    実走練は峠を交えたトレーニングライドに。

相変わらず緩めのトレーニング日記(なんならそれですらない時も)ですが、引き続きお付き合いをよろしくお願いします。

いいなと思ったら応援しよう!