見出し画像

MakerFaireSeoul2024に出展して1~東大門デザインプラザとファブラボ関内の展示など

毎年参加しているMakerFaireなのですが、9月の東京に久しぶりに落選してしまい、11月の台北は都合が合わずに諦めていたところ、10月にソウルで開催されるという情報があり、ファブラボ関内のメンバー5人で初参加することになりました。

こちらが公式の案内です。

会場の東大門デザインプラザはソウルの中心にある世界でもトップクラスの大きさの3次元非定型建築物として知られており、設計は東京オリンピックの国立競技場で白紙撤回されたことで有名になったイラク人建築家ザハ・ハディド(Zaha Hadid)氏によるものです。

東大門デザインプラザ

会場はこの曲面状の建物の一角にある屋外の場所でした。天気は良好で、時間帯によっては陽射しがあるほどでしたが、ここならもし雨が降っても何とか開催できる感じでした。

10月12日(土)の11時に開始になりました。東京のMakerfaireでは、2日間の終了後に集合写真を撮影するようでしたが、こちらは開始時に集合写真の撮影がありました。写真の上部にカメラマンがいます。(ただ、この写真をどこで見ることができるのかは不明です)

出展規模は約80ブースであり、東京よりは小規模でしたが、出展者の盛り上がりは感じられました。日本との違いは来場者の見学が無料であることです。地下鉄の出口のすぐ近くにあったため、通りすがりの来場者もかなり多くいたと思われます。

主催はソウル・サイエンス・センター(ソウル科学館)とのことで、この文字が書かれたTシャツを着た方がスタッフや子ども向けワークショップの担当をしていました。会場ではこのTシャツの販売はなかったのですが、出展者には2枚配布されていました。出展料は日本と同じくらいでしたが、Tシャツやトートバッグ、毎日2人分のお弁当とお菓子の配布があり、対応はとてもよかったです。

こちらのスタッフのチーフのような方から少しお話を伺ったのですが、まだ東京と比較してソウルの規模は小さい。日本の未来科学館とも交流があるなどと日本語で話していただきました。

これが配布されたお弁当です。韓国でよくある甘辛の唐揚げとキムチのお稲荷、ぶどうやみかんなどのフルーツが入っていました。

さて、展示内容を紹介していきましょう。

東京や台北でもおなじみの赤いMakerFaireのマスコットです。


私たちファブラボ関内のブースでは、ニキシー管時計などの電子工作作品や横浜を紹介するものなどを展示しました。

東京や台北でも盛り上がるペットボトルの中でボルトとナットを締めるねじボトルはソウルでも人だかりができて盛り上がりました。手前にあるねじの本は私が日本で出版したねじ本の韓国語版です。まさかソウルの展示会で並べることになるとは想像もしていませんでしたが、2冊売れました。

ファブラボ関内の展示ブース

ねじボトルの光景です。
30分ほど粘って、ようやくできた方など多くいました。締結できた人には商品をあげたり、タイムを競ってメダルを差し上げたりしました。

韓国語での説明はできないので、実際に実演したり、英語でねじは右回りなどと伝えました。

右が説明する私

他の展示は次で紹介しましょう。
その2へ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?