変化の兆し

クリーンとスナッチの練習するのが習慣化して1年3ヶ月。

もともと、身体を連動させるのが、むちゃくちゃ下手くそな私。
だから、スナッチとクリーンも、なかなか上手くはできない。

おいおい、お前、クリーンもスナッチも選手に教えているくせにと突っ込まれそうだが。
たしかに、私はクリーンは20年、スナッチは3年ほどチームで選手たちに指導している。

言い訳をすると、40過ぎてからは、自分はできなくても選手ができるようになれば良いのだからと、シャフトのみでデモンストレーションが出来れば問題ないと思っていた。
それよりも、初めてクイックリフトをやる選手や、私のように不器用で上手くできない選手を、どうしたら効率よく効果的に出来るようにしていくか、その力量は上げたいと。
実際に、選手たちは、私には到底挙げることができない重さをできるようになった。
それで、じゅうぶんだと思っていた。

しかし、昨年よりサポートを始めた大学アメフト部では、スナッチとクリーンは強化すべき重要種目と考え、チームとして時間を割いて取りくむことに。
特にスナッチは上級生も実施していなかったので、お手本となる選手がいないのだ。必然的に、私が指導する機会が増える。相変わらず、シャフトのみか本当に軽い重さでデモンストレーションをする私。それでもよいのではあるが、歯がゆいことがあるのだ。
選手達は、筋力は強いので、フォームは怪しいながらも、私よりも、重い重量でやっているケースがほとんとなのだ。その時に、重さを変えずに、カッコいいデモンストレーションをする事ができたら、どんなに効率的で、かつ説得力があることか。

そんなことで、私は昨年夏から、全日本を7回制覇した平岡コーチのパーソナルセッションを定期的に受けることにした。

改めて、自分は出来ないし、知らなかったことを痛感するも、平岡さんのおかげでスナッチのトレーニングが楽しくて仕方がない。
選手への指導力を上げるために始めたのだが、今では完全に習慣化し、何より、出来なかったことが、少しずつだが出来るようになる喜びを55にして味わえている。

さて、少しずつは成長しているものの、私には決定的な弱点がある。
それが、下半身の力を上肢へと伝える連動性が下手くそというものだ。0.何秒か早く腕に力が入ってしまうのだ。特にスナッチでは、それが顕著に現れるので、数セットやっただけで前腕が疲れてしまう。

しかし、一昨日のこと。

腕に力を入れないために、スタート時のフォームを変えてやってみた。
お、まあまあかも。
昨日もそのイメージでやったが、やはり前腕の疲労が少なくなったではないか。

この部分を改善できたら、挙上重量も一気に伸ばすことができそうである。

なんとか、スナッチは60kg、クリーンは80kgを、ノーアップで平岡さんのようにカッコ良くできるようになりたいぜよ。

「継続は力なり」
ワクワクは力なり‼️


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