「金玉」
「初めまして、ニューヨークタイムスのエリカです。」
ロビヲ「Hi,エリカ、手短にね」
エリカ「yes,それじゃあ早速質問するわね、まず、ここシリコンバレーで起業した経緯をおしえてくれる?」
ロビヲ「マサッチューセッツ工科大学で書いた僕の論文を見たかい?」
エリカ「もちろん、“湯舟の中の金玉”ね。とてもamazingな研究だったわ。それが関係してる?」
ロビヲ「そうだね、突き詰めていくとやっぱり金玉もITが必要になるからね」
エリカ「金玉にIT?もう少し詳しく聞けるかしら?」
ロビヲ「AIだよ、金玉の動きを学習させる必要がある」
エリカ「金玉にはもってこいの環境ってわけね」
ロビヲ「そうだね」
エリカ「OK、それじゃあ次の質問ね、“金玉”の研究で得られる未来ってなにかしら?」
ロビヲ「Huuum,やれやれまたその質問かい?」
エリカ「なにか問題?」
ロビヲ「それは登山家に“なぜ山に登るのか?”と聞いているようなもんなんだよ」
エリカ「。。。金玉との関連性がちょっとむつかしいわね、悪いけど、かみ砕いて説明できる?」
ロビヲ「エリカ、君は金玉を触った事あるかい?」
エリカ「ええ、もちろん。」
ロビヲ「どんな感じだった?」
エリカ「そうね、柔らかかったわ」
ロビヲ「他には?」
エリカ「そう、ね、、毛が生えてるわ、確か」
ロビヲ「それだけかい?」
エリカ「、、うん、思い浮かばないわ。」
ロビヲ「金玉はね、寒い時にはカッチカチになってめっちゃ縮むんだよ。」
エリカ「Wao!知らなかった」
ロビヲ「ブランコに乗ると金玉経由で悪寒がするしね」
エリカ「初耳だわ」
ロビヲ「他にもあるんだ、論文に書いた湯舟の奴とかね、つまり金玉には解明されていないmysteryがたくさんあるんだよ」
エリカ「うん」
ロビヲ「つまり、山登りと一緒なんだ。頂上の景色を見たいから上る。金玉を知りたいから調べる。」
エリカ「なるほど、では金玉研究の末に得られる未来は“分からない”けどそこにはきっと見たことのない光景が広がっているって事でいいかしら?」
ロビヲ「そうだね、端的に言えば、AIと金玉の時代が来ると思ってる」
エリカ「so cool..スマートフォンで世の中に革命が起きたように、金玉でも革命が起きる?」
ロビヲ「Yeah.」
エリカ「新たな世界が、金玉で幕を開ける?」
ロビヲ「That’s Right」
エリカ「とてもロックな話だわ、全く予想してなかったけど、とても素敵よ」
ジョン「HEY ロビヲ、ちょっといいかい?」
ロビヲ「ああジョン、今ニューヨークタイムスの取材中なんだ」
エリカ「初めまして、ジョン、私はエリカよ」
ジョン「初めまして、エリカ、ジョンだ」
エリカ「彼は研究員?」
ロビヲ「ああそうだ、彼は右専門だけどね」
エリカ「右?なるほど、左右の金玉の専門家がいる訳ね。」
ロビヲ「それじゃジョン、サービスで一言コメントしてくれるかい?でも変な事いうんじゃないぞ?HAHA!」
ジョン「HAHAHA!天下のニューヨークタイムスに変な事言える訳ないだろ」
エリカ「それじゃ一言、お願いしようかしら」
ジョン「そうだね、ここのラボは知っての通り、金玉研究の最先端なんだ。オフィスも解放してるから、ちびっ子も是非遊びに来て欲しい。俺たちの金玉を見学すれば、将来は立派な金玉エンジニアになれるかもしれないからね。」
エリカ「Fantastic!ビックニュースよこれは、一面間違いなしね。ありがとうジョン」
ジョン「OK,それじゃ、邪魔したね、作業に戻るよ。」
ケイティ「ロビヲさん、時間です。」
ロビヲ「そうか、すまないが、秘書からタイムリミットの合図だ」
エリカ「残念、もっと話を聞きたかったけど、今日はここまでね。ありがとう、Mrロビヲ。」
ロビヲ「こちらこそ、あ、変な事書いたら駄目だぞ!HAHAHA!」
エリカ「フフフ、”金玉が世界を変える”であなた達の魅力を全世界に伝えるのが私の使命よ。今日取材出来た事、人生で一番の誇りよ。明日の一面、期待して待っててね。」