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2024WNBA 推し中間発表[酔狂自己満籠球備忘録 #29]

WNBAファン生活3シーズン目を楽しんでおります。
英語わからないし知識も乏しい凡人が、だいぶ偏った知識で推しを好き勝手に語る備忘録。
読んでいただけたら嬉しいです。

少々のタイムラグがありますので、個人成績やインスタのフォロワー数などは若干変わってる可能性があります。ご了承を。


2年前、町田瑠唯選手の移籍をきっかけにWNBAを見始めました。
そのときに、WNBAリーグパスの視聴方法を日本語でSNSで発信してくださっていた方々がいました。
海外のサブスクに手を出すなんて、英語ダメ勢にとってはなかなかにハードルが高いですが、みなさんのおかげで今も楽しめています。ありがとうございます。

1.見逃し配信のときはCMが(つまりインターバルが)全カット
2.別ブラウザで再生したときも続きからはじまる
3.過去シーズンも視聴可能

はい。こんな魅力たっぷりのWNBAリーグパス。
新規は値上がりしてるみたいですが、自動更新は昨シーズンと同じ価格みたいなので歴史的円安の時代でも1シーズン5000円以下でしたね。値上がりでも35ドルぐらいなので、5500円ぐらいですか。
まあ高いか安いかはその人次第な価格ですね。


ミネソタリンクス

では本題に入って、推しをご紹介していきます。
今シーズンからミネソタを応援しています。Alanna Smith といっしょにシカゴから移籍してきました。
もともと気になる選手が多くて魅力的なチーム。
コミッショナーズカップは見事優勝。
リーグでも前半戦は上位をキープしています。
ほんとに面白い選手が多いです。勝手に紹介していきます。

Alanna Smith

このひとの移籍が、ミネソタを応援し始める大きなきっかけとなったことは言うまでもなく。
シカゴを応援していた昨シーズンから推しでした。
1シーズンでシカゴを離れてミネソタに移籍。
序盤はスリーポイントも高確率で決めていて急成長を感じさせました。
ここまで全試合スタメンですかね。欠かせないビッグマンとしてチームを引っ張っています。
オーストラリア代表への選出も確実で、パリオリンピックでの活躍もほんとに楽しみ。

Napheesa Collier

推しといえるほど推してないですがとりあえず語っておきたい。
2019年のルーキーイヤーからミネソタ一筋。
毎年数字を伸ばしているオールラウンダー。
だいたいどの数字もランキング上位。ある試合では8スティールを記録するなどディフェンスでの貢献も著しい正真正銘エースです。
東京オリンピックで金メダルを獲得したあと出産して現在は2歳児のママ。パリオリンピックのメンバーにも選出され「ママになっても金」を目指します。
活躍が楽しみだし、日本との試合では誰とマッチアップすることになるのか密かな注目です。

Alissa Pili

WNBAルーキーの当たり年において、このひとも注目のルーキー。
今のところはあまりプレータイムに恵まれてない状況ですが、6月1日の試合では15分の出場で20得点の活躍。
スリーポイントも得意なビッグマンなので今後が楽しみです。

片手でぶん投げたこれ↓も見てほしい!

Natisha Hiedeman

WNBAを見始めた2022シーズンから注目している選手です。
コネチカットから移籍1年目のシーズン。
当初はなかなかプレータイムがありませんでしたが随所で持ち味の躍動感が出ていました。
6月入ってからプレータイムも増えてきて、攻守で活躍が目立ちます。
現地6月17日の試合では17得点の活躍でした。
ハッスルディフェンスも魅力。このブロックは激アツでした。

Olivia Époupa

フランス代表の経験もある30歳のルーキー。
ペイントアタックからのラストパスが華麗。
ディフェンスもハッスルするし個人的に大注目のポイントガードです。
165センチ。今後、同じくらいのサイズの日本人選手がどんなスタイルでどれだけやれるか、という指標としても気になる存在です。

Bridget Carleton

2月のOQTで対戦したカナダのエース。
スリーポイントの名手でミネソタで6シーズン目。
シーズン序盤から徐々に調子が上がってきていて、コミッショナーズカップ決勝でもチームハイ23得点の大活躍でした。

Dorka Juhász

同じくOQTで対戦したハンガリーのセンター。
貴重な控えビッグマンとして活躍しています。
派手さはないけどしっかり役割に徹してまわりを活かす、好きなセンターです。

Kayla McBride

昨シーズンから気になる存在で注目してました。
ユーロリーグでも大活躍のガード。
クイックモーションのスリーポイントが代名詞。

Courtney Williams

Alanna Smith といっしょにシカゴから移籍してきました。
1番と2番を1人二役でプレーしてるかのような実績豊富な万能ガード。
ロングツーがことごとく決まるので、相手ディフェンスとしてはなかなか止められない選手ですね。

Cecilia Zandalasini

イタリア国籍のシューター。
2017シーズンの最後の3試合と、2018シーズンにミネソタに在籍した後はWNBAでプレーしていませんでしたが、6シーズンぶりに復帰してきたみたいです。
スリーポイントは高確率で、乗ってくると止まらない。とってもクールでスマートでかっこいい選手です。

あとふたり

ここまできたら全員いきます。

Sika Koné
このひともシカゴからの移籍組。190センチ。
なかなかプレータイムはありませんが、もうすぐ24歳で今後が楽しみな選手です。
マリ代表で、2022ワールドカップでは日本と対戦しました。

Diamond Miller
最近試合に出てないので、すみません、あんまり知らない選手です。
学生時代も輝かしい経歴があり、ルーキーイヤーの昨シーズン大活躍して、オールルーキーチームにも選ばれていますね。
復帰が楽しみです。


チーム自体に魅力を感じているのでもはやいわゆる箱推しですね。全員が推しです。

僕は2022シーズンからWNBAを見始めたのであまり印象はないのですが、じつはミネソタは過去4回優勝の強豪クラブ。
率いているのはなんと15シーズン目を迎えた Cheryl Reeve ヘッドコーチ。なにやら今シーズンから社長業?も兼任しているみたいですな。積み上げた勝利はWNBA史上2番目というすごいひと。
昨シーズンまでのチームを詳しく知らないですが、今シーズンに関してはガード陣がみんな積極的にアタックして、そしてポジション関係なくみんながスリーポイント決められるっていうのが強み。
個人スタッツで上位にくる選手はいないけどアシストの数がリーグトップ、ということはチームオフェンスがしっかり機能している、ということですね。

ホームゲームで勝利したあとには、みんなでゆるいダンスを披露する素敵なチーム。
こういう楽しい光景を見ると、ファンになれて良かったって思いますね。少なくとも今シーズンは最後まで推し続ける予定です。



シカゴスカイ

で、結局のところシカゴも応援してます。
もともと Courtney Vandersloot に一目惚れして応援し始めたシカゴなので、去年から既に応援する理由はないっちゃなかったのですが、たった1シーズン応援しただけでも自分の中でストーリーが作られているのでなかなか離れられないです。
馬場俊英さんの『スーパーオーディナリー』って曲知ってますか?それです。

昨シーズンはシーズン途中でヘッドコーチ交代、オフにまた新しいヘッドコーチを迎え、ロスターも若手にシフトしました。
応援し始めた2022シーズンからいる選手は Dana Evans だけになってしまいました。

ドラフトでルーキーツインタワーの獲得に成功して迎えた新シーズン。
前評判は低かったものの、プレシーズンではニューヨーク相手に100点ゲームで圧勝して全米を驚かせました。
現在のところはプレーオフ圏外ですがこれからが楽しみなチームです。
そんなシカゴから数名を勝手に紹介していきます。

Angel Reese

新しい歴史の始まりを予感させるビッグルーキー。
インスタのフォロワーはなんと344万人。
バスケ以外の活動についてはよく知らないけど大学生の時からずいぶん稼いでたらしいですね。
インスタのフォロワーで何が測れるわけでもないのですが、たとえばドラフト全体1位の Caitlin Clark が259万人、昨シーズン限りで引退したスーパースター Candace Parker が110万人なので、群を抜いてると言えますね。
ちなみに、深田恭子さんが342万人、広瀬すずさんが340万人です。
バスケ界の深キョン、シカゴの広瀬すず、そして、。
人気ばかりでなく本職でもしっかり活躍してるのがすごいですね。試合を重ねるごとにエースの風格を確固たるものにしている印象があります。
直近の試合で8試合連続のダブルダブルを達成。この記録が、Sylvia Fowles と Candace Parker に次ぐ史上3人目の記録!これは完全なる深キョン!
(追記!現地27日の試合で9試合連続を達成しますます深キョン)


Elizabeth Williams

移籍2シーズン目のセンター。
2022シーズンはワシントンに在籍していて、町田選手との相性も良かった印象があります。
じつは10年目のベテラン。
1試合平均1.7ブロックは歴代6番目、現役選手では3番目という頼もしい実績の持ち主。
現在は故障のため試合から離れています。

Isabelle Harrison

こちらも移籍2シーズン目ですが、昨シーズンは怪我のため出場ゼロに終わりました。
とっても美人なのでダラスにいた2022シーズンから気になっていた選手です。
復帰は果たしたものの、左膝のサポーターは現在も痛々しく、2シーズン前と比べると精彩を欠いているように思います。今後の復調に期待してます。

Dana Evans

控えだった2022シーズンから気になっていた選手。
昨シーズン急成長しプレータイムや各スタッツを2倍前後に伸ばしました。
小柄だけどハッスルできるし、フローターシュートが得意で得点も取れるポイントガードです。
今シーズンは開幕からスタメン。ここ数試合はベンチスタートになってますがチームには欠かせない存在のはず。今後の成長も楽しみです。
ルイビル大で今野紀花選手とチームメイトだったはずですね。98年生まれということは2学年差でしょうか。

Chennedy Carter

知らなかった選手ですが今シーズンの新たな推し。
1対1でガンガン仕掛けていくし、ディフェンスもハッスルできる、推し甲斐のある選手。
徐々にチームにフィットしていて、最近はスタメン出場も増えてきました。
昨シーズンはWNBAでプレーしていませんでした。
その前はロサンゼルスに在籍していて、ウィキペディア情報だと素行に問題があってリリースされたみたいですね。知らんけど。
ワクワクさせてくれる選手なので、今後も長く活躍を見せてほしいです。

現在のチーム事情

リーグ屈指のガード Marina Mabrey ももちろん健在です。
今シーズンからの新しいヘッドコーチ Teresa Weatherspoon はかつての名選手。知らんけど。
ニックネームはT-spoon さん。Natisha Hiedeman のアカウント名が『T5poon』なのだけれど、これは憧れているという解釈で合ってますかね。
Diamond DeShields の状態が安定しないようで、なかなかスタメンが固定できず勢いに乗れていないのが現状ですかね。
トレードで得たドラフト指名権でビッグルーキーふたり獲得に成功してるあたりから考えると、1年後2年後の優勝を狙ったチームづくりを進めているはずなので、これからも注目していきたいチームです。

つい先日もそうだったんですけど、平日の12時とか11時とかからホームゲーム開催してたりして、お客さん全然いないんだけどチビッコが団体で来てたりするんですよ。
英語わからないんで中継観ててもどういう企画なのかわからないんだけど、他のチームはそんなのやってないし、すごく良いなって思ってます。
インドアスポーツの、興行としての可能性。


そのほかのチームから

今でもいちばんは Vandersloot ですが、そのほかに応援している選手の中からこのふたりを勝手に紹介。

DiJonai Carrington

現在首位を走るコネチカットで、今シーズンはスタメンに定着してプレータイムを伸ばしている、2〜3番ポジションの選手。
アタックからのレイアップも、止まってジャンプシュートも、そしてアシストも上手い。
アテンプトは多くないけどスリーポイントあります。
どの距離でも決められる上手さに加えてディフェンスでもハッスルできるのが魅力。
WNBAを見始めた2022シーズンから気になって応援していました。
美貌は年々研ぎ澄まされて、3シーズン連続の『まつ毛・オブ・ザ・イヤー』はほぼ確実。

Li Yueru

シカゴでプレーしていた2022シーズンから応援していました。
コロナ禍ということもあってあんまりチームに馴染んでないように見えたし、活躍も限定的でした。
しかしそのオフのワールドカップでは中国代表を2位に導く大活躍。ほんと驚きました。
チームにしっかりフィットすれば持ち味を出せる選手。ロサンゼルスでは良さを発揮しています。
Cameron Brink 選手の長期離脱でスタメン出場も増えそうです。
アテンプトは少ないけどスリーポイントも40%の高確率。
25歳、まだまだ伸びしろがあります。

Natasha Cloud

今シーズン、ワシントンからフェニックスに移籍しました。
町田選手とチームメイトだった時から上手いと思っていたけど、さらに進化している気がします。
アタックからレイアップも、止まってジャンプシュートも、アシストもできる。
そしてディフェンスも超絶上手い。
先日のミネソタとの試合で、ローポストで相手センターと対峙して何もさせないっていうシーンを2回ぐらい見て、そんなガードの選手はナコ・モトハシ以外にあまり見たことなかったので惚れました。
これからも注目していきます。



WNBAで活躍してほしいWリーガー


あまり良く思わない方もいらっしゃると思いますが凡人の戯言だと思って流していただければ幸いです。
通用するしないのボーダーライン設定は、結局本人しかできないことでまわりがどうこう言うのも違うと思っています。あくまで独断と偏見ということで。
ちなみに馬瓜ステファニー選手が通用しなかったとは思っていないです。役割がフィットすれば、ロスター入りは果たせるはずだというのが凡人なりの評価です。そういう選手が他にもいそうなので語っておきます。

イゾジェ ウチェ

センターで188センチなので、Wリーグのように圧倒的な高さは活かせないですね。
彼女が本気で目指しているのだとしたらそれは既に認識していて、今後はプレーの幅を広げるトレーニングを積んでいくはずです。オールスターゲームではスリーポイントも決めていましたね。
手足の長さと身体能力の高さは活かせるはずなので期待しています。

赤穂ひまわり


ポイントガードの経験も積んで、さらにプレーの幅が広がりました。
WNBAで評価を上げるためにはさらにスリーポイントのパーセンテージを良くしていきたいですな。
1番2番なら高さが活きるし、3番4番ならスピードで勝てる。
どこでもできるポリバレントなシックスマンとしての活躍をイメージしています。

山本麻衣

Olivia Époupa のプレーを見て、ほぼ同じサイズのマイヤマモトの活躍をはっきりイメージできるようになりました。
身長差を苦にしないスピードと技術があるし、遠いところからスリーポイントも狙えるし、英語も勉強してるしメンタルも強い。
自分で点が取れるっていうのがやっぱりデカい。ぜひチャレンジしてほしいです。


勝手に名前を挙げさせてもらいましたが、そもそも本人たちが今後どんな目標を持っているのか知りません。
バスケだけじゃない人生の選択肢として、WNBA挑戦という道があるなら応援したいです。
移動もあるし、言葉の壁もあるし、まわりのサポートも絶対必要になるし、並大抵のことじゃないことはわかってるけど、WNBA観戦を楽しむひとりとして、多くのWリーガーが今後活躍してくれたら嬉しく思います。



↑公式サイトで古い記録を見ることができます。

改めて思う、萩原美樹子さんは本当にすごいな。
始まったばかりのWNBAは、もしかしたら実質的なトップリーグではなかったのかもしれないし、世界各国から選手を集めることも意図的にやってたところがあったみたいですね。
でも、そうだとしてもですよ。
想像してごらん、1997年。

バスケに限らなくても、海外のプロリーグでプレーしてる日本人なんて、野茂英雄と三浦知良くらいしかいなかった時代ですよ。
そんな平成9年に開拓者となりました。
そして歴史は受け継がれていきます。


以上、推し中間発表でした。
最終発表はありません、たぶん。

今日もありがとうございます。
それでは最後に1曲お聴きください!
地球から2ミリ浮いてる人たち『アメリカンドリーム』

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