敵
言いたいことが際限なくあるようで、
何も言いたくないともいえる。
そこには何ひとつ真実がないからだ。
つまり、言いたいことというのは、
いってもしかたのないことばかりで、
ズバリいうと『怒り』である。
もっとハッキリいうと対象は大衆である。
許されるのなら暴力を奮いたいのだけれど、
もちろん そういうわけにもいかない。
倫理的な理由からではない。
大衆との関わりは、
その一切がムダを通り越して
生理的に受けつけないからだ。
ならもぅ能うかぎり
抽象的な距離をとるしかない。
人生は無知との闘いだが、
傀儡たる大衆は遠ざけよ。
怒りは罠だ。
知性を磨け。
理性を逞しくせよ。
もがく他あるまいー。
Enemies within.
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