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【都市おじ日記】なぜ投資を始めたのか?

前回は投資によって救われた話をしました。
今日は私が投資をするに至った話をします。

【浪費した大学生活】

無事に大学生になりましたが、大学生の時は勉強漬けでアルバイトはしても熱心にはやりませんでした。
月に20万円くらい頑張った時もありましたが、大学生活で合計したら100万円くらいしか稼がなかったと思います。
それらも旅行とか音楽とかにお金を使ってしまいほとんど残しませんでした。
なんとなく大学生活くらいしか遊べないだろうと本能的に感じ取っていたかもしれません。

遊びまくった大学生活が終わり、私もいよいよ社会人になります。
母親から「自分で稼いだ金に親としてとやかく言うつもりはないが、何かあったら困るから毎月1万円でもいいから貯金しなさい。」と言われました。
この言葉は後に病気で休職する自分を救いました。

【金を使う事ができない新社会生活】

私はこの先はITスキルが重要視されると思い、大学の専攻科目とは異なるIT業界を目指しました。
大企業には就職できませんでしたが、老舗の小さいIT会社に就職することができました。
来る日も来る日も会社と家を往復する毎日を過ごし、全然お金を使う暇がありませんでした。
職場の人も飲みに誘うような人たちではなく、仕事が終われば解散というような今の時代を先取りしたような状態でした。

忙しく且つ交流のない仕事場でしたので、交際費はほぼ0円で使うとしてもせいぜい昼ご飯を同僚と食べる程度。
趣味もゲームだったので1か月に1万円もあれば満喫できました。

【体を壊し休職へ】

私は5年間同じ仕事を続けた後、上司から異動の提案を受けます。
会社として若い人材に多様なスキルをつけてほしいという願いがあったようです。
私自身、もっとスキルを磨いて上を目指したいと思っていたので、その提案を快く受け、今までの職場を離れて新しい職場へ異動することになります。
しかし私はその職場を1年ほどで辞めてしまいました。
理由は詳しく書きませんが、新しい環境になじめず精神を病んでしまったからです。

幸いにもまともな会社であったため休職することを認められましたが、これにより会社で居場所を失いました。
自分を抱えてくれる部署が無くなってしまったのです。
今まで順風満帆だった社会人生活は簡単に崩壊してしまうことを実感した私はひどく落ち込みました。
治った後もただひたすら本社の掃除をしたり、書類の整理などをして無意味な時間を過ごすことになります。

【投資を始める】

会社での居場所がなくなって仕事がなくなっても私は生活面で不安を感じることはありませんでした。
なぜなら貯金をずっとし続けて、5年は仕事をしないで暮らせる程度のお金は持っていたからです。
そのため今後について焦ることはありませんでした。
転職をしようと思えば今すぐにでも仕事を辞めることができますし、このまま何もすることが無くてもしばらくは基本給だけで大丈夫だという感覚はありました。
もし借金まみれだったら落ち着かなくて発狂していたかもしれません。

貯蓄をしている事の重要性を身をもって知った私は自分のお金を増やすことを考えました。
性格的に倹約家なので投資をする適正はありましたし、元手も十分持っていました。
私は本屋で投資入門の本を1冊買ってきて、勉強を始めました。
こうして私は投資の世界に踏み入れることになります。

【終わりに】

ここまでが投資の世界に入る入門です。
しかし私は最初の段階で躓くことになります。
それはのちのお話に取っておきます。

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