見出し画像

【都市おじ日記】スーツが無くなった世界

会社のルールが変わり、スーツを着ることが無くなりました。
これは非常に良いことであり、会社を選ぶ際に最も重要な要素と言って他ならないでしょう。
個人的には服装に関するルールは給料よりも優先すべき内容です。

その理由はスーツ高いし、洗えないし、普段使いできないという3拍子揃った害悪衣服だからです。
今でこそユニクロなどでスーツが買えますが、紳士服屋に行くことが一般的であった時代はスーツはセールでも3~4万円はしていました。
社会に出るためのユニフォームと言わんとばかりの強気な値段設定。
さらに洗えないので汚すことに対して慎重にならなければなりません。
クリーニング代も普通に洗濯するよりもべらぼうに高いので、汚すことの抵抗感が非常に高いです。
とどめに普段使いできるわけではないので、コスパが最悪です。
私が普段来ている服は数千円でずっと着れるのに、スーツは何万円もする癖に週5回しか着ることはありません。
こんなもんに金を使う意味が分かりません。

スーツは公式な場所で特に気にすることもなく使えるというようなことをメリットにあげる人がいますが、葬式用、格式高い時に使う用みたいな物があり、それも何万円もします。
貴族じゃないんだから、一般市民がそんなほとんど活躍する場所がない服が必要か?と常々思っていました。
私は葬式用に買った服を一度も使うことなく体系変化で破棄したことがあります。
このお金で風〇にでも行った方が精神的にプラスでした。(ハズレ引くかも知らんけど)

しかし昨今、コロナの影響で出社をしなくなったり、多様性を認めるような雰囲気が出来上がり、スーツの着用を義務化するところが減りました。
当然重要な会議や面談には必要だと思います。
気合を入れる勝負服のようなものは熱意を示すためあった方がいいです。
それが相手に受け入れられるかは知りませんが・・・

なんにせよ普段何気ない作業をするだけの場所でこうしてある程度自由な恰好が認められる世の中になったことは良いことだと思います。
こうして少しずつ人々に判断を委ねる社会になっていくことを望みます。
なんでいい歳して他人の目線を気にしていかなきゃならんのか?
合理的判断ができることも大人として重要なことだと思います。
なお筆者は十代の時に武道ばかりやっていて、コーディネートのコの字も知らず、女の子とのデートでジャージで行ったおろかな男です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?