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ロバート・プラントとタンバリン、1973年7月29日 後編

前編はこちら↓

さて、無事にヘッドなしのタンバリン2種を手に入れたわけだったが、ある日何気なしにFacebookをみていると、このサイトへのリンクが流れてきた。

ここには映画The Song Remains the Sameに映っている観客の1人が、ロバート・プラントからタンバリンをもらった時のことを回想するコメントと共に、実際にロバート・プラントが使っていたタンバリン(以下「本物」と呼ぶことにする)の写真が掲載されている。

手持ちのNo.95-1

おわかりいただけるだろうか。私のタンバリンとよく見比べて欲しい。穴の位置と本体の継ぎ目の位置が違うのである。私のタンバリンの本体の穴が真ん中にあるのに対して、本物は偏った位置に開けられている。そしてその時思い出したのがクロコダイルでのMr. Jimmy Plays Zepのライブで見たタンバリン。確かに穴の位置が本物と同じく、真ん中になかった。

てなわけで本当に瑣末な違いなのだけれど、どうしても気になってしまったので、色々と調べてみた。するとこのようなページに行き当たった。

ここで紹介されているタンバリンはNo.99という前編でも登場したラディックの「ヘッド付き」タンバリンなのだが、このタンバリン、なんとヘッドを取り外しても使用することができる。このページに掲載されているヘッドを外した状態のタンバリンの写真を見て欲しい。そう、穴の位置と継ぎ目の位置が本物と同じなのだ。つまり、ロバート・プラントはヘッドなしタンバリンNo.95-1を使用していたのではなく、ヘッド付きタンバリンNo.99のヘッドを外して使用していたのである(少なくとも1973年7月29日は)。

世紀の大発見だ!

おまけ

先日ZEP道楽のセッション大会でBBCのThank Youをやった際にタンバリンを振ってきました。その時の映像です↓

プラントがThank Youでタンバリンを振っている映像↓
ちなみにここで振っているタンバリンはやたらとジングルが多い気がする。


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