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ストーキングからはじまる恋もある

ちょっとインパクトのあるタイトルですが、別にストーカー被害から恋愛に繋がったとかいう話ではないので、悪しからず。

こんにちは。ドイツ在住のロバートです。
いまはブルガリア人の彼と一緒に住んでいます。

前回の記事ではどれだけブルガリア人がヨーグルトをこよなく愛しているかを書きました。

今回は私と彼がどうやって出会ったのか、を書いてみようと思います。

かなりラテン系なブルガリア人

それはドイツにようやく夏がやってきた6月でした。
そう、確か3連休の2日目でした。
わたしは仕事の関係でイベントを主催していたのですが、そのイベントがほぼ終わった頃に現れたのが"彼"でした。

私「こんな今更来られても・・・ほとんどイベント終わっちゃったよ・・・」

でも放っておくこともできないので、とりあえず個別に対応することに。

帰り際もあっさり去っていきました。

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数日後・・・

Facebookから1つのメッセージが。
なんとイベントで遅れてきた彼から。

彼「職場の近くに行く用があるから、終わったらご飯でも行こうよ!」

最初はこれ誰だっけ?と思いましたが、写真を見ると彼だとすぐにわかりました。
とくに予定もなかったのでご飯に行くことに。
そこで言われた今でも忘れられない衝撃の言葉。

「実はイベントの次の日(祝月)に君の職場行ったのに誰もいなかったよ・・・」

ブルガリアスタイル!?
普通は連絡先交換して、メールして、デートして・・・じゃないの!?
未遂だったとしてもいきなり職場に1度しか会ったことのない男性が現れるってなかなかの恐怖(笑)

彼「でもいなかったから、Facebookで君の名前すごい検索して写真から推理して連絡したんだよね。2人に送ったけど、君から返信あってよかった。」

そんな手当たり次第同姓同名に連絡先送るとは、なかなか日本男児にはできない荒業です。

私「いやいや、普通職場に行ったりしないでしょ。一歩間違えたらストーカーだよ。ブルガリアではそういうの普通なの?」

彼「うん。ブルガリアではちょっと気になる子がいたら、すぐに誘うよ。なんなら体の関係からはじまって、そこからカップルになるっていうのもよくあるかな。

どんだけラテン系なんだ。
さすがに私はそこまで肉食ではないぞ。

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外国スタイルは告白がない。でも・・・

国際恋愛をしている人たち、した経験のある人達は1度はぶち当たる壁(かもしれない)、

告白がない問題。

そう、ドイツやブルガリアをはじめとする欧米諸国は「好きです。付き合ってください」的ないわゆる告白なるものがありません。

では、どうやってカップル成立までに至るのか・・・

日本人側はもうカップルだと思ってたけど、実は相手はそう思っていなかった。とか、彼氏/彼女と紹介して良いのかわからずモヤモヤした・・・なんて話もよくあります。

私の彼の場合、そんな心配は一切ありませんでした。

何回かデートをした後に・・・
彼「僕は君のこと結構好きだけど、君はどうなの?僕に興味なければ連絡取るのもやめるし、僕はそれでも良いんだけど。君の気持ちを知りたい。正直に言ってくれていいから。」

えっ、、そんないきなり!?
これは告白なのか!?
まだ会ったばかりだし、好きかどうかもまだわからない状態でYes/Noと答えを迫られても・・・
なんか私いま詰められてる!?

変な汗をかいたのは今でも覚えています。
その日からわたしは彼を「Yes/No芸人」と呼ぶようになりました。(なに)

言葉も違えば文化も違います。
恋愛の仕方だって、国によって人によって様々です。

国際恋愛の場合は何事も柔軟に楽しめると良いのかなと思ったりします。
我が家は今日も平和です。

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