
【SF】祝☆PS進出決定一番乗り!躍進のカギは何か
ロブ・ネソです。今回は号外的な記事です。
よろしくお願いします。
ついにサンフランシスコ・ジャイアンツ(以降SF)のポストシーズン進出が決定しました!
両リーグで90勝マークしたのも一番乗りであり、開幕前の下馬評ではパワーバランスが30球団中、22〜23位だったとは思えない大躍進を遂げました!
特に今日の試合では、同地区ライバルチームのエース格であるダルビッシュ投手を8失点でノックアウトさせ、9-1で圧勝という理想に近い形でポストシーズン進出を決めれたと思います。
投手有利な球場を本拠地に構えるSFではありますが、ここまでチームOPSはナ・リーグ1位の.768(両リーグ4位)という結果を残しております。
投手陣でも特に先発陣はクエトの長期離脱が響きながらも、ゴーズマン14勝、デスクラファニ11勝、ウェブ10勝、ウッド10勝と先発が二桁勝利カルテットを形成。
この4人の中でWHIPも最低値はウッドの1.23という大車輪な活躍をしています。
4人共、去年〜一昨年までの姿を知っていると半ば信じられないぐらい活躍してます。
中継ぎ陣でもロジャース、マギー、アルバレス、
リテル、ガルシア、レオン等が期待に応えており、
結果、チーム別投手陣の成績でも防御率、WHIP共にドジャースに次ぐ両リーグ2位に座っています。
言い方は悪いですが、4Aレベル、NPB助っ人候補、売れ残り組的な扱いをされていた選手たちの獲得、ブライアントという大物スターのトレード補強等といったほとんどの動きが好転したと言えるでしょう。
そして、あくまで個人的な意見としては、今年のSFの躍進は特に「ポージーが去年全休した」という要素がかなり大きいと思っております。
理由としましては、全休とはいっても「今の状況下でシーズンを過ごすのは不安」という理由で全休したのであって、ケガや故障による「離脱」ではなく「休息」を十分にとれたからです。
もちろん、1年のブランクというのは大きいですが、それよりも、
①12〜17年まで毎年140試合以上出場(+ポストシーズンも出場)
②18〜19年は100試合以上出場
③WBCも正捕手、胴上げ捕手として決勝戦まで出場
と、捕手という負担が最も大きいポジションに長年シーズン通して就いてきた中で、去年1年間しっかりゆっくり休息を取れたのは大きいです。
攻守の要であり、チームの精神的支柱であるポージーが休息と準備をしっかり行い、万全の状態でシーズンに臨めたからこそ、開幕直後のスタートダッシュした勢いそのままに、SFがここまで行けたと私は思っています。
※今季のポージーの離脱はファールチップがミットに当たって親指を負傷したことによる6月の10日IL入りの1回のみ
また、同地区で今年の地区優勝&ワールドシリーズを見据えた補強に動いていたドジャース、パドレスで相次いで主力の故障・離脱者が出たのも大きな棚ボタ要素です。
いずれにせよ、SFはポストシーズン行ける事が確定したので、ここからは地区優勝をかけて強豪ドジャースとデッドヒートを繰り広げるでしょうし、ポストシーズンを見据えた采配にも注目していきたいと思います。
今回は以上となります。
いつものスコア振り返り等は後日また更新した際にやりますので、よろしくお願いします。
それでは、ここまで読んで頂き、ありがとうございました!