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【SF】60勝両リーグ一番乗り!地区首位ターン!

お久しぶりです。ロブ・ネソです。
毎度の事ながら、月1ペースの更新で申し訳ないです。

開幕当初、不気味なスタートダッシュを決めたかと思えば、あれよあれよと前半戦を勝ち進め、WS筆頭候補と言われているドジャース、パドレスと同地区にも関わらず、60勝両リーグ一番乗り、前半戦を首位ターン、7月29日(日本時間深夜1時)現在も2位ドジャースに3ゲーム差をつけて首位に立っています。

オールスターにはポージーが選ばれ、惜しくも指の打撲で辞退してしまいましたが、他にもショートのショートのクロフォード、エースのゴーズマンが選ばれました。
ちなみに、SFが95試合で60勝到達するのは93年以来、28年ぶりだそうです(MLB.jp参照)

それでは、↓からは、いつものように前回の記事以降(6月21日)から今日までのスコアと注目ポイント、投打のMVP、逆にMVPを紹介しています。※6/22は試合がありませんでした。

6/23 VSエンゼルス 5-0 ◯
6/24 VSエンゼルス 9-3 ◯

6/26 VSアスレチックス2-0 ◯
6/27 VSアスレチックス6-5 ◯ 5連勝(6/21から)
6/28 VSアスレチックス2-6 ●

6/29 VSドジャース 2-3 ●
6/30 VSドジャース 1-3 ●

7/2 VS Dバックス  3-5 ● 今季「初」4連敗
7/3 VS Dバックス 11-4  ◯
7/4 VS Dバックス  5-6 ◯
7/5 VS Dバックス  5-2 ◯

7/6 VSカージナルス 11-4 ◯ 4連勝
7/7 VSカージナルス 5-6 ●
7/8 VSカージナルス 5-2 ◯

7/10 VSナショナルズ 5-3 ◯
7/11 VSナショナルズ10-4◯
7/12 VSナショナルズ 3-1 ◯

7/17 VSカージナルス7-2  ◯5連勝
7/18 VSカージナルス1-3  ●
7/19 VSカージナルス 1-2 ●

7/20 VSドジャース 7-2  ◯
7/21 VSドジャース 6-8  ●
7/22 VSドジャース 4-2  ◯
7/23 VSドジャース 5-3  ◯

7/24 VSパイレーツ 4-6  ●
7/25 VSパイレーツ 2-10●
7/26 VSパイレーツ 6-1  ◯

7/28 VSドジャース  2-1 ◯

ー注目ポイント
・5連勝後に今季最多の4連敗、からの4連勝&5連勝→連勝を連敗でほぼチャラにしてしまっても倍返し出来るSF。アスレチックスとの3連戦のケツ、ドジャースの2連戦被スイープ、Dバックス4連戦の初戦と連敗はしましたが、2回カードを挟んでたのが功を奏したのか、今季最多連敗後は(とはいえたったの4連)特に傷口を広げることなく勝ち星を今日まで重ねていきました。

・痛すぎる!ロンゴリアが60日故障者リスト入りで三塁手の補強が急務→7月16日、ロンゴリアが左肩の故障により60日間のILリストに入ってしまい、戦力がダウンしました。ここまで9HRとHR数は少なくとも、
打率.280 OPS.892とレギュラーとしては十分だっただけに残念です。

今現在はユーティリティーのフローレスなどがサードに就いていますが、正直役不足感は否めません。

今も「捕手の有望株バート⇔カブスのブライアント」等といったトレードの噂が飛び交っています。個人的にはロンゴの復帰は正念場になるであろう9月後半~ポストシーズン期間なので、トレード期限である7月30日までにSF編成陣営がどう動くか、その手腕が問われています。

・SF再生工場の野手勢躍動!KBOも経験した元ライアン・ハワードの控えダリン・ラフと、謎な存在?ラモンテ・ウェイドJr.→個人的にラフみたいな選手が昔から好きなので、ここからは少しラフの経歴について綴らせて頂きます。(※長いです)

ダリン・ラフといえば、フィリーズで左投手に弱いライアン・ハワードやドモニク・ブラウンの休養日やプラトーンで起用されていた控え野手、といった印象が強い人も多いと思います。

その後もレギュラー定着は中々出来ず、ドジャース傘下に移籍した後、KBOに渡りました。そこでサムスン・ライオンズに所属し、シーズン33HR&125打点を記録するなど猛アピールし、どうにか2020年にSFのマイナー契約にこぎつけました。

2020年のSFはバムガーナ―を放出し、再建で色んな選手を試す時期にシフト。また、短縮シーズンになり、ポージーが大事をとって全試合欠場するなど、ラフにはチャンスがありました。

「KBOでほぼフル出場して左右問わず打つ自信を持てるようになった。一度MLBで挫折を味わったのが大きい」(※ざっくり翻訳)と彼が言うように、2020年は左右問わず結果を残し、今年のSTでもそれが衰えることなく、見事今年のSFの開幕ロースターの座をゲットしました。

そして今シーズン。ハムストリングを痛めて故障者リスト入りすることはありましたが、今年の成績は7月29日(日本時間深夜1時)時点で、

70試合 10HR 24打点 打率.263 OPS.937
という数字を残しています。
VS右投手もOPS.802、
VS左投手は脅威のOPS1.088
という数字を残しています。

お次はラモンテ・ウェイドJr.。昨年までツインズでメジャーと傘下のマイナーを行ったり来たりしており、なんならNPBの助っ人としてリストアップされていたウェィドJr.がまさかの大当たり!今日まで
50試合 12HR 打率.257 OPS.903
と結果を残しています。

しかし、彼はなんというか、面白いというか、不思議な存在です。
ラフみたいなバックボーンは私の調査不足で特に見つかりませんでした。それはさておき、彼はMLBで一応今日まで通算92試合出ており、247打数記録し、上記にもある通り、今年は目を見張る活躍をしていますが、なんとウェイドJr.は、
「まだMLBの左投手からヒットを打った事が無い」んです。

逆に左にことごとく凡退しておきながら右投手になると別人のように打ちまくり、↑の成績です。そんな謎めいた面白い存在です。
(今年のVS右はOPS1.029、VS左はまさかの打率では無くOPSで.091

そんな選手が躍動するのがベースボールの面白いところ、なんでしょうね(自己完結)
「右殺し」の左打者なんですが、同時に「左のカモ」というか「左投手のボーナスステージ」みたいな存在です。

おそらく、彼が今後左投手からヒットを打ったらスタンディングオベーション、ベンチも本人も大ハシャギすることは間違いないでしょう。
是非彼の、彼の打席に注目してみてください。

躍動する投打の再生勢、FAイヤーに復活しているベテラン勢、今後のトレードデッドラインのSFの動き、要チェックです。今回はこれ以上長くなるのは避けるため、この辺にしておきます。次回の記事ではヤンキースからきたタイロ・エストラーダ等も取り上げたいと思います。

ー今日までのMVP、逆MVP
MVP
野手:タイロ・エストラーダ
直近30試合 20試合出場 打率.351 3HR 14打点 OPS.966

投手:アンソニー・デスクラファニ
直近30試合 2勝1敗 防御率2.70 26.2投球回 24奪三振 4与四球 WHIP0.90

逆MVP
野手スティーブン・ダガー
直近30試合 22試合出場 打率.203 1HR 3打点 OPS.571

投手:ジョン・ブレビア
直近30試合 0勝1敗 防御率5.40 10.0投球回 13奪三振 1与四球 WHIP1.80

今回は以上となります。当たり前ですが、間隔が空くと振り返るのも綴るのも大変になってしまいますね。次回はもう少し間隔を空けずに投稿できるように頑張ります。それでは、ここまでご覧いただき、ありがとうございました。前回の記事はこちら↓

https://note.com/robb_nesosopo31/n/n2d7a8d32407e

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