ロバの映画②「小さき麦の花」
※映画の良し悪しではなく、あくまでロバ中心の映画評です。
簡単な映画の紹介
2011年の中国・内陸部の農村。
家族から疎まれている二人、
貧しい農民の男・ヨウティエと障がいのある内気な女・クイインが、
なかば強引な見合い結婚をし、一頭のロバと質素な暮らしを始める。
自然の猛威や時代の流れにさらされながらも、
健気に生きる夫婦の愛の物語。
予告編
中国で大ヒットしたらしい。
夫婦とロバ
こき使われ馬鹿にされるロバと、
周りから疎まれるこの夫婦が重なりつつも、
夫婦とロバが貧しいながらも暮らす、
リアルな生活と愛が描かれていました。
人とロバの関係やロバ自体が、
登場人物やストーリーと相まって、良い存在感を出してました。
ラストシーン、ロバが少し映るのですが、
これがまぁ、ロバの性格というか健気さが滲み出ていました。
人と生活するロバ
生活の中で、ロバがどんな存在かめちゃくちゃわかる映画でした。
人に寄り添い、人の生活に欠かせない、
でも、車や馬に取って代わられる存在でもあるロバ。
いろんなシーンで垣間見えました。
役者さんもほんとにうまかった!
良い映画みたな~って感じです。
2022.02.25 シネ・リーブル梅田