有名人がPTAについてツイートを!
10月15日タレントの田村淳さんが現状のPTAについて上のようなツイートを投稿されました。
10月19日10:30の時点で引用RT130件、直リプライは350件以上です。
私から見える範囲で引用RT、リプライの内容を「淳さんの意見に肯定的か否定的か」で分類し、「否定的である」と思ったツイートの中から主要な意見を抽出してみました。
これを行う意図は
私には特別否定すべきところのないように見える淳さんのツイートに対し、否定的な意見をお持ちの方はどのようなことを言っているのか、その中に理があると認められるものがあるかどうか知りたい。というものです。
では見ていきましょう。
※引用RT、直リプライの中から反論と思えるものを整理し、内容を抽出したものです。素人のやることなので正確性は期待しないでください。
※()内は同じ趣旨の発言をしていた人数です。
最も多かったのは「やったら楽しい」「ためになる」でした。
やりたい人がやってそう感じるならとても素晴らしいことですね。
しかし、それは強制、半強制を容認する理由にはなりえません。
淳さんの「やりたい人が加入して活動する団体」に対する反論として
「やりたい人なんていない」
「やりたい人だけでは足りない」
(だから)「反強制やむなし」
が多数上がっていました。
「やりたい人なんていない」は具体的な活動についてやりたい人を募った経験があってのことなのか、「やりたい人だけでは足りない」は何のために何をするのに足りないのか、検討する必要がありそうです。
次に多かったのが「人質っていう言い方がイヤ」というものです。
図星をつかれると人は立腹するものだ、とはよく言ったものです。
「入会しないならPTAで買ったものは使えない・記念品も渡さないので問題になる」
と子供の排除をちらつかせて加入や活動を強制するのはよくあるムーブで、それを「人質」と表現することになんの異論があるのでしょう。
もう一つ注目したいのが「PTA会費は学校予算より執行しやすいから必要」という意見です。複数の方が同様の発言をされています(役員経験者の方が多かったような…)。
まさに「学校のお財布」事案ですが、それでいいのでしょうか?
「やってから言え」
「やってるほうは大変なんだよ」
「やらない人ほど文句を言う」
はPTAに抗った経験のある人がよく言われることですが、そもそも「やりたい人が加入する団体」なのですから「(´・ω・`)知らんがな」で終わりです。
最後に
「権利を主張するが義務を果たさない人が増えた」
という方がおられますが、個人的はこういった意見は権利意識の高まりに対するカウンターでしかないと思っています。
権利だ義務だとおっしゃるなら公教育における保護者の義務と権利とは何なのか、わかるように説明していただきたいです。
長々と読んでいただき、ありがとうございました。
「理があると認められるものがあるか知りたい」
というのは半分本気だったのですが、半分ないのがわかっててやりました。
反省はしていません。
淳さんのツイートには中立的、建設的な反応をされている方も多く、そちらは参考になりそうだったので、今後じっくり拝読したいと思っています。
おまけ