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資産価値のある物件を購入する方法

以前から住宅購入について記載しています。
・マンション購入のリスク
・医師は賃貸か持ち家 どっちがいい?

今回は、資産価値のある物件を購入する場合、
私ならどうするかを記載したいと思います。
(これから記載するのは私の知見ですので、一般的な考え方と異なります)

まず、資産価値のある物件の定義をします。
①場所:これが価値の大半を左右
②管理がしっかりされている:基本は中古物件
③賃貸可能:購入価格の5%以上(利回り5%以上)で賃貸可能

わたしが資産価値のある物件を購入する場合は、中古物件が基本になりますので、中古物件で書きます。
(新築は購入すると、すぐに売却価格のほうが低くなります。なぜなら、新築にはディベロッパーや不動産会社などの利益が上乗せされているからです。)

①場所:これが価値の大半を左右

 不動産は名前のとおり動かすことはできないことから、この場所が価値を左右するといっても過言ではありません。
人口減少時代においては人口減少が少ない地域、つまり、都市部駅前に集中し、震災/災害が多い日本ではそこに地盤の硬さハザードマップのエリアが重要になってきます。
都市部・駅前でも、複数沿線が使える場所、ターミナル駅のほうが価値があります。

②管理がしっかりされている:基本は中古物件

 マンションの中古物件の価値を決めるのは、この管理が行き届いているかどうかです。それをみるためには、外観や周りの清掃具合、マンション理事会の議事録を閲覧することでわかります。
議事録でチェックすべき項目は、修繕積み立て費の滞納の有無、修繕計画などをチェックします。特に、タワーマンションの問題として、高額な修繕が問題となっており、この点をクリアしているかを特に評価すべきです。


③賃貸可能:購入価格の5%以上(利回り5%以上)で賃貸可能

 購入後に転勤や異動、留学などで引っ越しを余儀なくされるケースもあります。
その場合は、賃貸にだすことで収益が期待できる物件は資産価値がある物件といえます。
これを調べるためには、購入する物件に賃貸にだしている部屋とその賃貸価格を調べます。そして、その賃貸価格が購入価格の最低5%以上で、かつすぐに借り手がみつかるようであれば、資産価値のある物件といえると思います。
もし、その賃貸価格が5%以上でも、貸し出し物件が複数あり、借りてがなかなか見つからないようであれば、賃貸にだすことが困難な物件といえるでしょう。

※地方には高利回りな物件が多くあります。
 しかし、それらは将来に物件売却できないリスクを抱えています。必ず出口
  戦略を考えて投資すべきです。
 もし、将来的に売却不可能な場合、長期にわたり維持コストがかかるという
 リスクを抱えます。

上記が最低限、頭にいれておくべき項目だと思います。
新築はもとから購入する気がないので、中古物件で購入するケースを想定して記載しました。
基本的に不動産を購入するときは、市場に出回る前(広告やネットサイトにでる前)に自分で足をうごかして事前に情報をえることが有用です。

以下の項目も読んで頂ければ幸いです。


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