サウナの勧め
私はサウナが大好きで、週に1-2回は行っています。
当直明けで早く帰宅できるときに行くサウナは格別です。
今回は、個人的に好きなサウナの勧めについて記載したいと思います。
サウナは3行程で1セットになります。
(サウナの効用を”医者が教えるサウナの教科書” 加藤 容崇 著を参照に記載)
① サウナ:80-100℃
身体をサウナ環境におくことで、が戦闘状態(気温80℃以上)になり、交感神経が活発化します。
私はだいたい10-15分ぐらい入っていることが多いです。
無心になり、呼吸法(ゆっくりと吐きだすことをくりかえす)を組み合わせるとよりリラックス効果が得られる気がします。
テレビが備えられている場所は、長居してしまう傾向にあります。
横になることは他の人に迷惑がかかるので厳禁です。横になりながらサウナ浴をしたいなら、岩盤浴施設がお勧めです。
② 水風呂:15-20℃
身体が戦闘状態(冷気)になり、交感神経が活発化は継続します。
初めは冷たくて無理と思いましたが、慣れれば水風呂が最高と思えるようになります。水風呂に入り、しばらくすると身体の深いところがポカポカと温まる感覚がでてきます。
③ 外気浴
通常(安静)状態になり、副交感神経が優位になります。
横になることがお勧めですが、場所がなければ座ります。
サウンと水風呂で交感神経が活発化され、体内ホルモンであるアドレナリン(鎮痛作用・集中力up)とエンドルフィン(多幸感・恍惚感)が分泌されます。この状況から外気浴で横になると副交感神経が優位になり、頭は冴え渡ります(アドレナリンとエンドルフィンの残存があるため)が、体内はリラックス状態となり、これが俗に言う”ととのう”状態です。
(水風呂からでてから2-3分後に最高にととのう状況といわれる)
①-③をだいたい3-5セットするのが一般的で、スーパー銭湯でサウナと水風呂は入りますが、一般的な風呂につからないこともよくあります。
効用(参照文献から引用)については、
・脳疲労の回復:サウナでは身体が強制的に緊急事態となるため、頭は考えないようになり、脳疲労がとれやすいといわれてます。
・睡眠:睡眠は体の中心部の温度が下がり、末梢の温度が上がる時に眠りやすくなるといわれています。(睡眠前に温かいお風呂につかることは有効)
サウナで副交感神経が活性化していて末梢血管が拡張し、末梢が温かくなるためサウナあがりは眠りやすくなります。
・血管の弾性力のアップ:サウナに入ると心血管イベントが半減するというデータがあり、この要因として血管の弾性力が上昇することが推測されています。
・メンタルの安定化:交感神経と副交感神経の切り替えが何度も起こることで、自律神経が整うことが知られています。
参照文献)
① 医者が教えるサウナの教科書
医学的アプローチ(エビデンスベース)でサウナの効用を記載されている。
② サウナの教科書
文字通り、サウナの教科書。マナーや全国のお勧めサウナが記載されている。
情報はやや古くなっているので注意必要。
③ サ道
ドラマ化もした書籍。サウナの基本が記載されている。