#医師
医者におけるブルーオーシャンは?
医療界におけるレッドオーシャン(競争が激しく、取り合いになる)は、
・楽で
・リスクが低く
・給料が高い
職場となるだろう。
今までは医師不足もありこれらの領域にあてはまったのが、
・検診
・バイト医が行う外来のみ
・寝るだけの当直
であった。
しかし、診療報酬の減額、コロナ禍の影響で、
これらの楽で、リスクが低く、給料が高い職場は激減している。
職場はあったとしても、楽ではなくなったり、給料
できる研修医の質問の仕方
研修医や若手医師から質問をうけるが、
大半が「どうしたらいいですか」というopen型の質問だ。
このような質問をする研修医に対しては、自分で考えて質問する提案型にするように指導している。
「どうしたらいいですか」という質問では、自分の考察または仮説をたてていないからだ。何事も自分で仮説をたてて、何らかのアクションを起こし、プランをいくつか用意してそれを提案してくるのができる研修医の質問の仕方であ
開業医セミナーに参加して
情報商材ビジネスというのが世の中にあふれている。
そして、医師は高給というイメージもあり、医師対象としたセミナーも多い。
(病院のPHSに怪しい業者から電話がかかってきたことは、大半の医師は経験しているだろう。大半がマンション業者だが、開業案内や転職案内などの連絡も時々ある。郵便物で豪華な封筒に入って送られてくることも多い)
私自身は、開業医セミナー(無料)に興味本位で一度、行ってきたことがある
フリーター医師の終焉
全世界ではコロナ感染の終焉が全くみえておらず、日本でも第二波に突入しつつある。その状況下でgo to キャンペーンが始まろうとしている。
さらに、大豪雨や洪水に見舞われており、救護施設は3密の状態になりつつあり、まさに泣きっ面に蜂の状態である。
この状況下ですべての経済指標は悪化しており、これらは医師の世界にも及んでいる。このコロナウィルスの影響で、減収の医療機関が大半で、特に耳鼻科と小児科の影
医師:カンファレンスプレゼン
医師の臨床で行うプレゼンは大きく3つある
・ベッドサイドプレゼン:数秒
・病棟カンファレンス:1分間前後
・症例報告:5分前後
今回、症例提示に使うプレゼンの注意点をいくつか記載したい。
①略語はできるだけ使わない
略語が参加者全員が理解している場合は可能と思われるが、研修医や学生も参加している場合、研修医や学生も知っている用語を使うこと。
また、科によって略語の意味が異なることもあるので、他
医師ADHDへの対応は?
ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである。
また、7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。 文部科学省
上記のような行動を大人でもみられるのが大人のADHDとなる。
これらの特徴をみられる医師に遭遇
クリニカルイナーシアとは?
Clinical Inertia(クリニカルイナーシア:臨床的惰性)という言葉はご存知でしょうか。
忙しい外来で、治療目標が達成されていないにも関わらず、いつも処方している薬をそのまま同じ処方をしたり、惰性的に方針を決めたり、検査・治療を先延ばしにすることをいいます。
炎症性腸疾患患者さんの治療ではTreat to Targetという言葉ができており、治療目標を定めて適切なタイミングで検査や治療
統計:信頼区間とは?
信頼区間という言葉、論文にはほとんど記載されており、論文を記載するときにはほぼ必須の内容だと思います。
今回はそのなかでもよく使用される「95%信頼区間」について書きたいと思います。
定義から記載すると、
母集団から標本を抽出した場合、95回はその区間の中に母平均が含まれる
という意味です。
抽象的ですので具体的に記載すると、
具体例:日本人男性の身長の95%信頼区間は?
→信頼区間は日本人
文章力アップのために心掛けていること
医師になれば痛感するのが、文章を書くことが非常に多いということだ。
・カルテ記載
・診断書
・保険会社の書類
・教育資料(カリキュラム、試験問題、報告書)
・出張報告書(学会報告書)
・依頼原稿(書籍、商業誌)
・科研費、民間の研究費申請書
・研究計画書
・倫理委員会への提出書類
など思いつくだけでもこれだけでてきた。
このBlogを続けようと思ったのも、
普段から文章をアウトプットする環境に身
アドレスホッパーのような医者の当直ホッパー
自宅に家を持たず、いろんなところに住む人をアドレスホッパーというらしく、最近はそのような人も一定数いるようです。
ノマドワーカーのように場所を選ばずに仕事をする人は、家を持たなくなっています。
有名な人でいえば、堀江さんや高城剛さんもアドレスホッパーになるのでしょう。
大学病院の医師は給料が安く、夜は家に帰らずに外病院に当直に行く場合が多いです。そのような先生方で10連続で当直していた先生もおら