月の背中を追いかけて
「夕立が来るよ」
自転車で後ろを走るユカに聞こえるようにわたしは大きな声を出した。
「わかってるって」
わたしの声に負けまい、とユカが大きな声で返事をする。
「ほら、スピードアップ」
「ちょ、ちょっと、待ってよぉ」
夏の盛りの国道134号線は、両車線とも渋滞している。
あ、国道134号っていうのは、鎌倉の由比ガ浜から七里ガ浜を抜けて、江の島を結ぶ海岸線を走る道。七里ヶ浜から、腰越の手前まで、江ノ電と並んで走る国道のことね。
「ねー。ウー、待ちくたびれているかな」
「だから、急いでいるんジャンか」
Kindle あくつ けい 作品リスト
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元気な#女子高生 三人組が駆け回ります
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