最近の火力調整
焙煎を始めた頃の火力調整は
1 強火→中火→弱火
2 弱火→中火→強火
という感じでごちゃごちゃ火力調整を行なっていましたが
1はもちろん生焼け
2は生焼けの時もあれば、生焼けではないけど味が麦茶
などなど、全くもって美味しい珈琲ができず、悲しみを堪えながら捨てていました。
考えて考えた挙句、思いついたのが、もう少しシンプルにできないかな?ということです。
ここからはただの素人の考察になりますが
僕が今まで失敗してきた気づいたことは
焙煎は「水分抜き」と「焼き」この二つのフェーズで分かれているのではないかということ。(メイラードとかデベロップメントとかの英語が全く分からないのです笑)
1ハゼ始まる一歩手前までが「水分抜き」1ハゼ開始からが「焼き」だと思います。
さあこの二つのフェーズをどうするのかってところです。
僕はもう少しシンプルにしたかったので、1ハゼが始まる一歩手前までは火力を一定にして、そのあとは気持ち火力を上げるというやり方にしました。
火力を上げるのは、終始一定だと1ハゼと2ハゼの間が長すぎてしまって変な苦味が味にのってしまった結果があったからです。
シンプルにしたかったのはもう一つ理由があって、僕の焙煎機は温度を測ることができないし、ガスはプロパンガスを使っていますが微圧計がないので複雑かつ微妙な火力調整ができないと断念したからです。
そんな焙煎機ですが「時間」を測ることはできます。なので、1ハゼが始まるまでの時間がとても重要になってきます。ここは豆の種類によっても違うと思いますし、まだまだ模索中ですね。
あと一つ分かったことがあります。
水分を抜くのは生焼けを防ぐという理由もありますが、もう少し言い換えると豆の個性が水分に囲まれているから水分を取り除かないと個性が前に出れないからではないかと思うのです。すごく当たり前なことを言ってる気がしますが、気持ちを「個性出すために水分抜いてあげるね!」という気持ちを持つために書きました笑
一定の火力でだれだけの水分を抜くことができるかってことですね。ただ、抜き過ぎると個性だけが火に当たってしまって焼け焦げてしまうのではないかとも思います。
とまあ偉そうにつらつら書きましたが、自分のロジックを立てていくための重要な備忘録になりました。
本日も仕事が終わりましたら焙煎です。
あの甘〜い香りを求めて。