【美術館記録①✍🏻】“儚い“
美術館の記録✍🏻
「印象派 モネからアメリカへ」
📍東京都美術館
先日、雨の上野へ。
私の大好きなモネの睡蓮。念願の1908年。
いやぁ、なんとも言語化するには不可能な色彩。今にもこの色が消えてしまいそうな、触れたら見えなくなってしまいそうな繊細さと透明さ。
まさに、“儚い“。
どうしたらこんなにファンタジアな色彩の変化を思い浮かぶのでしょう。
今回の蓮の花は赤色、黄色、白色。蓮の花がうかぶ水面には庭の木々が反射して映っており、モネを取り巻いている庭世界の広がりを感じました。他の連作の睡蓮が自然と浮かんできて不思議な感覚。
そして、今にも絵が変化してしまいそうで、
“まだ消えないで、私が見てる間はそのまま動かないでいて。“と思いながら眺めていました。
好きな絵を見るとニヤニヤしてしまいますね。
うわぁー楽しかった。
鑑賞後、カフェに行き展示作品のリストとそこに書いた感想をもう一度振り返りながらコーヒーを飲む時間がわたしの美術館ルーティンです☕️
最近は美術館に行くと時間も忘れて何往復もしてしまう。今回のもそう。一番最初に展示されていたトマス・コールの“アルノ川の眺望、フィレンツェ近郊“という作品に一目惚れしてしまって、最初のゾーンが空いた隙にまた最初に戻って4回ぐらい見に行ってました。現物でしかわからない太陽の日差し、そしてその日差しを受けて輝く水面に心を撃たれてしまいました…
次は、秋に開催される国立西洋美術館でモネの睡蓮を作品をまた拝見しに行きたいと思います。
ではまた。miitでした🐰
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