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7年越しのリベンジ菊花賞

前回のダービー記事が思いのほか会心で
本命の⑤ダノンデサイル(ただし馬券の中心として)が勝利し、何と単勝は46.6倍もついた。
それだけではなく、15人気で4着の①サンライズアースも買い目に入れていて、3着に突っ込んでいれば、何と三連単140万馬券であった(取れていたとは言っていない)。
本人的には、上の馬単を買って満足で、三連系はとにかくひたすら同馬の三着付けで買ってしまったのが残念すぎる(反省)。
せっかく大穴の勝ち馬を本命にしていたのだから、ボロ儲けしたかったのが本音ではあるが、少額の馬単(とワイド)とは言え的中できた身としては、いまさら3倍になっても感が強く、ここから買う気はさらさら起きない。もし、この条件でも強いレースをしたら、その場に立ち得たことを後世に自慢しよう。馬券は別。

さて、前回とほぼ同タイトルで始めた今回
7年前のダービーをもう一度、振り返ってみよう
①着レイデオロ→不出走
②着スワーヴリチャード→不出走
③着アドミラブル→不出走 
④着マイスタイル→18着
⑤着アルアイン→7着

今年の上位馬
①着ダノンデサイル→?
②着ジャスティンミラノ→不出走
③着シンエンペラー→不出走
④着サンライズアース→不出走
⑤着レガレイラ→不出走

上位の不出走が軒並み決まった時に、やはりこの年のことが思い出されたのである。

この年の勝ち馬はキセキ
泥んこ馬場をしぶとく抜け出して来ての勝利
馬場は不良
雨が降ってきたので、心騒いだが、明日は天気
現在、稍重だが、むしろ回復傾向か
さすがにそこまでの再現性はないか。

実はこの年の本命はクリンチャー
10人気30.9倍、2着である。
ダービーのマイスタイルに続き、この年は色々冴えていた。天才馬券師か
複勝2万をメインに、馬連万馬券も、三連複13万も、三連単56万も全て取ったので、80万以上にはなったが、惜しむらくは帯には届かなかったこと。

さて、そのクリンチャーの戦績
未勝利1着→すみれS1着→皐月賞4着→ダービー13着→セントライト記念9着
良く本命にできたな、と我ながら思う。
狙った理由はすみれS
12.9→12.4→12.3→12.1→11.8→11.9→12.3
菊花賞で一番信頼できる加速ラップ。
切れずとも長く続く持続力、プラス先行力である。実力上位馬が抜けて、OP勝ち馬が人気が無い。
買うしかなかった。

新馬1着→ホープフルS5着→共同通信杯7着→若葉S1着→皐月賞10着→ダービー16着→神戸新聞杯10着
一枚落ち感はあるが、GI掲示板歴もあり、OP勝ちもあり、似てないか?
ちなみに若葉S
12.7→12.2→12.1→12.0→11.8→11.4→11.4
むしろ垂涎もの
もちろん持続力=好走、ではなく
その年のペースに依るので、スローかつ中弛み。瞬発力とスピードが求められる年もあるのは事実だが、いわゆるマイナー距離の非根幹長距離レース
持続力がある馬は気持ちで上位に来る率は高く安定。これはミスタージーティ
ホープフルSでどん詰まり、つまり一瞬の脚はない。からの猛追、持続力はある証。
きっと距離は向く。

この年の3着は
13人気ポポカテペトル
これが押さえられたのは、ある意味ラッキーだった
新馬1着→1勝クラス5着→京成杯10着→1勝クラス1着→青葉賞4着→2勝クラス5着→2勝クラス5着→2勝クラス1着
クラシックには間に合わず、2勝クラスでは上位を維持し、前走勝利の勢いそのままに3着
その前走は距離2200m
12.4→12.1→12.0→11.7→11.9→11.6→11.8
理想的な加速ラップとは言えないものの、持続性のあるラップ。ゆえに押さえた。理由はある。

新馬1着→1勝クラス1着→若葉S4着→京都新聞杯4着→2勝クラス2着→2勝クラス1着
いるじゃないか。
重賞4着に入るもクラシックには参戦できず、2賞クラスのみならず、全レース掲示板を維持し
しかも、前走は1着、さらに距離は2200m
12.8→12.4→11.9→11.7→11.7→11.8→11.4→11.6
むしろこれは一番理想的なラップと言えるかもしれない。
その名はアドマイヤテラ
アドマイヤの屋根に武豊
ここにどんなドラマが詰まっているのだろう。後に語られるのに相応しくはないか。
菊花賞4賞の菊男である。本命級

ここまで来て
肝心のリベンジは何なのだ
実はこの記事を書き始める前から、本命はコスモキュランダであった。
その父アルアイン
新馬1着→1勝クラス1着→シンザン記念6着→毎日杯1着→皐月賞1着→ダービー5着→セントライト記念2着
こんなことってあるのだろうか
未勝利1着→京都2歳S8着→1勝クラス2着→弥生賞1着→ダービー6着→セントライト記念2着
あまりに似すぎている。その父はこの菊で7着、、、
ただ、その父と違うのは未勝利勝ちまで4戦を消化しキャリアが豊富であること。
1800m毎日杯勝利の父に対して、同馬は2000m弥生賞
12.8→12.4→12.2→12.1→11.7→11.4→12.0
美しい。
これで決まった。リベンジは完遂される目前。
鞍上はキセキに跨がり勝利したミルコ・デムーロ
父の叶えられなかった夢を、リベンジを頼む。

が、
ちょっと待て
この年勝利したキセキを無視していいのか
何しろ1レース前のプレミアムレースの冠は同馬。特に今年は主役である。
新馬1着→1勝クラス5着→すみれS3着→毎日杯3着→1勝クラス1着→2勝クラス1着→神戸新聞杯2着
こちらもクラシックには参戦できず、トライアルレースで出走権を得て、本番で見事勝利をもぎ取った。

残念ながら、今年の出走メンバーに産駒はいないが
戦績に注目すれば
未勝利1着→1勝クラス1着→すみれS3着→プリンシパルS→2勝クラス1着→神戸新聞杯5着
重賞実績には少し足りないが、キセキを再現しようとしているかのような戦績。メリオーレム。
前走は案外だったが、それでも馬場に言い訳はできるし、1人気3.7倍が今回は10人気30倍以上
手のひら返しが過ぎる。
鞍上は藤岡祐介
クリンチャーを2着に持ってきた騎手であり、7年前のワンツー再現もある。一発があるならこいつに違いない。

◎⑨コスモキュランダ
○⑰アドマイヤテラ
▲⑥ミスタージーティ
⭐⑭メリオーレム

以上、狙い馬は全て記事にしておりますので、記事は購入なさらないで下さい。
上記をもとにした馬券を、一万円ぶんだけ有料部分に入れてみました。

この記事が何らかの形でお役にたった方
奇跡的に上記の印の馬で決着し、1万円がいくらに化けたか気になる方のみご購入下さい。
事前に的中を保証するものではありませんので、予めご了承下さい。

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