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# 58 【年末年始の海外旅行】国際便直前キャンセルに翻弄された私の体験談と学び

今年の年末年始は、海外でお正月を過ごすことにしました。計画としては、日本から国際便で入国し、さらに現地の国内線に乗り継いで目的地に向かう予定でした。

そして、目的地では別の国内線を利用した知人と合流する計画でした。ですが、出発前日から多くのトラブルに見舞われ、計画通り進まないことの連続。その過程で得た学びを共有します。


出発前日に始まったハプニング

出発前日、まずスーツケースの鍵が見当たらない事態に。慌ただしく探した末、「これかな」と思う鍵でスーツケースを閉めることはできたものの、今度はその鍵でスーツケースを開けることができず困り果てました。

髪留めのピンを用いてなんとか開け、最終的には無事に本来の鍵が見つかり、一安心しましたが、この時点で既に疲労感が…

その後、航空券のオンラインチェックインを試みると、画面に「日本からの国際便がキャンセル」との文字が。目を疑い、すぐに旅行代理店に連絡を取ろうとしました。

ところが、年末年始は完全休業中。加えて、代理店のホームページもメンテナンス中で数日間アクセスできないという状況でした。

次に航空会社に電話をしましたが、日本語サポートは時間外。仕方なく英語サポートに切り替えて問い合わせると、フライトキャンセルの原因は「技術的な問題」とのこと。現在、代替便を手配中なので待つしかないと言われました。

この時点で私は、「代替便が翌日になった場合の影響」について冷静に考え始めました。現地で待ち合わせる知人に状況を伝え、合流が遅れる可能性を周知。さらに、現地で予約していた観光ツアーにも連絡し、一旦キャンセルしました。

最悪の場合、乗り換えが2回必要になる可能性も視野に入れ、現地での待ち合わせが遅れる覚悟を決めました。

翌日の状況と代替便の確保

ぐっすりと眠れず翌朝5時に目が覚め、再度航空会社に電話をしました。英語対応でしたが、ようやく代替便が手配されたことが分かりました。振替便は別の航空会社で、予定より2時間遅れのフライト。現地での待ち合わせにもほとんど影響がないことが分かり、ようやく安心しました。

空港に早めに到着し、チェックインカウンターのスタッフに詳細を確認すると、キャンセルの原因は「バードストライク(鳥との衝突)」とのことでした。もともと乗る予定だったフライトの機体が日本に到着できなかったため、フライトがキャンセルされたとの説明を受けました。

また、代替便の情報が元の航空会社のオンラインチェックインでは確認できず、振替先の航空会社のチェックインページでのみ確認できることを初めて知りました。

この一連の対応を通じて、フライトキャンセル時の情報不足やサポート体制の課題を痛感しました。

トラブルを通じて学んだこと

今回の経験を振り返り、以下の学びと気づきを得ました:

  1. 旅行代理店の連絡手段不足
    年末年始や特別な休業期間中は、緊急時に旅行代理店との連絡が取れない場合がある。特に海外旅行では緊急サポート窓口が必要だと感じた。

  2. 航空会社の情報提供の課題
    フライトキャンセルのメールは届いたものの、代替便の情報は通知されず、問い合わせが必要だった。また、オンラインチェックインが機能しない場合は、直接空港に行くしか方法がなく、どのように自宅で対応すれば良いのかが分からなかった。

  3. 英語サポートの難しさ
    日本語サポートが時間外の場合、英語のみの対応になることがある。自分は仕事で英語を普段から使用しているから問題はなかったが、英語に不慣れな人にとっては、これが大きなハードルになる可能性がある。

  4. 現地での待ち合わせのリスクヘッジ
    待ち合わせができない場合に備え、宿泊先や予定の共有を事前に行い、柔軟に対応できる準備が重要だと実感した。

改善してほしい点

  1. オンラインチェックインの強化
    フライトキャンセル後も、代替便の情報が簡単に確認できるようにする。航空会社間で情報共有をスムーズにしてほしい。

  2. 緊急時に対応可能な多言語サポートの充実
    英語以外の言語でサポートを受けられる体制を整える。また、チャットボットや予約番号を使った自動対応で、代替便情報を手軽に取得できる仕組みを導入してほしい。

最後に

年末年始の旅行は特別な楽しみがある一方で、トラブルが発生した場合の対処が難しいと痛感しました。この記事が、皆さんがトラブル時の準備を考えるきっかけになれば幸いです。旅行は計画とともに、柔軟な対応力も重要です。どうか安全で楽しい旅をお楽しみください!

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