皇居外苑のサイクリング道路(パレスサイクリングコース)の自転車専用規制標識
東京都心の一等地、皇居外苑の内堀通りで見かける自転車専用の規制標識。補助標識に珍しい記載も入っており、興味をソソられる規制なので取り上げてみた。
パレスサイクリング道路
皇居外苑では『パレスサイクリング道路』として毎週日曜日午前10時から午後4時まで、内堀通りを中心に車道に自転車専用の規制を敷いている※。
ただし、「悪天候・行事日を除く」とやや曖昧な条件が付いている。また、「タンデム車を除く」という記載も補助標識にある。タンデム自転車とは、複数のサドルとペダルを装備し、複数人が前後に並んで乗り同時に駆動することができる自転車のこと。
(325の2)自転車専用の規制は、「普通自転車以外の車両及び歩行者の通行を禁止し、普通自転車の安全かつ円滑な通行を確保する」ためのものなので、もともとタンデム自転車は走行が禁止されているが、この場所ではタンデム自転車も走行することができる。
可変標識
日本の一等地だけあって、規制には可変標識が多用されており、多くの場所ではオーバーハング型の可変標識であるU形3可変標識板(警交仕規第241号)が使われている。
「自転車専用」規制標識
また、可変標識が使われていない場所も少数だが存在する。以下では、固定の規制標識が使われている場所を紹介する。
「自転車専用」規制予告標識
道路の一部には規制予告標識も使われている。
指定方向外進行禁止
場所によっては指定方向外進行禁止の規制標識が設置されている。
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