
駐停車禁止、駐車禁止、時間制限駐車区間の規制が同時にかかる区間
東京都内に駐車に関するものの異なる規制が3つ同じ区間にかけられている場所があったので詳しく見てみることにする。
駐車に関するものの道路標識一覧
都市部の幹線道路は、駐車に関するものの規制が同じ区間に複数敷かれていることがある。以下の表は駐車に関する道路標識の一覧とその配列順位を表している。都市部であっても通常は、道路の左側の路肩に関してはこのうちせいぜい2つが掲示されていることが多い。

早稲田通りの規制内容
東京都豊島区西早稲田を通る早稲田通りでは、以下の写真のように「駐停車禁止」「駐車禁止」「時間制限駐車区間」の3つの規制標識が同じ区間に設置されている。

この内容を読み解いてみると以下の通りとなる。

時間制限駐車区間については、駐車枠外について明示してみると、以下の通りである。

駐停車禁止規制が行われている理由
ちなみに、東京都内では日曜・休日を除く朝7時頃から9時頃、または夕方17時頃から19時頃の駐停車禁止規制は、バス専用/優先レーンが同じ時間に設定されているための規制である。


駐停車禁止とバス優先レーンの規制がオーバーハング式で横並びになっている。規制時間帯が連動している。
また、この規制は交差点近くになると駐停車禁止がより強い規制となり、以下のような区間のはじまり/終わりの標識が更に追加され複雑さを極めるものとなる。あくまでもこの道路に駐停車しようとしている人にしか関係しないので、徐行しながらゆっくり読み解くか、駐停車を避けるのが無難である。

以下もどうぞ。