変化をやめた可変標識と謎の補助標識
東京都墨田区両国のJR総武線両国駅の南側の道路。国技館通りとの交差点は一方通行出口となっているが、可変標識が設置されている。しかし、この場所、"可変" になる要素がなく、時間に関係のない規制となっている。
しかも、オーバーハング型の可変標識の柱に添架されている車両進入禁止の規制標識の補助標識を見てみると、「一方通行」と矢印が書かれているが、通常は車両進入禁止の規制標識にはこの表示はつかない。ガムテープのようなもので隠されていたようだが経年劣化で剥がれてきたのか見えてきてしまっているようだ。
この道路、実は2018年までは対面通行であり、かつ「日曜・休日を除く7:30-8:30」の間は「歩行者用道路」の規制が敷かれていた。このため、日時による規制の有無を表示するために大型可変標識が設置されたが、その後一方通行の道路になり日時による規制がなくなったにもかかわらず、可変標識は撤去されずに常に「車両進入禁止」を表示する形で残されたようだ。
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