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【持続化補助金】採択の可能性を高める計画書の書き方とは①

 当サイトでは、小規模事業者持続化補助金に採択される可能性を高めることをテーマに、申請された事業者様の事例を主にご紹介しています。また、当サイトだけでなく、2018年から3年強更新し続けたワードプレスでも事例をご紹介しています。

 これらを合計すると、通算で130以上の持続化補助金に申請した事例を記事にしてきたわけですが、採択の可能性を高める計画書の記載ポイントはほぼ共通しています。

 そこで、採択を引き寄せるための計画書の書き方について、その共通ポイントを何回かに分けて見ていきますが、今回は<経営計画>「1.企業概要」を記載する際のポイントについて見ていきます。

1.【持続化補助金】採択の可能性を高める計画書の書き方〔企業概要〕編

【持続化補助金】採択の可能性を高める計画書の書き方〔企業概要〕のポイント(1)見出しを設ける

 新聞は見出しがなかったら読むことは困難であると言われます。それは、どこに何が書いてあるのかが分からず、読みたい記事にたどり着くハードルが高いからと言えるでしょう。

 計画書も同様で、見出しを設けず文章だけで記載されていると、読み手はひたすら文字・文章を追って内容を把握するしかありません。長い文章を読んで眠くなってしまった経験は誰にでもあると思いますが、このような状況は、集中力が削がれがちで、結果として内容の理解が深まりにくくなってしまいます。

 そこで<経営計画>「1.企業概要」にも見出しを設けることで、採択の可能性が高まると言えるわけですが、採択される事業者は、以下のような見出しを用いている方が多い印象です。

【事業所概要】主力製品、営業時間、定休日、人員数など
【立地】事務所や店舗の場所
【沿革】創業者の経歴、創業から現在までのトピックなど
【売上・利益構成】直近期の商品別売上高・利益額

【持続化補助金】採択の可能性を高める計画書の書き方〔企業概要〕のポイント(2)ビジュアルに訴求する

 見出しを設けることで内容にメリハリがつきますが、さらに図表や写真を盛り込むとイメージが湧きやすく、読み手の理解が深まることが期待できます。

 例えば、【事業所概要】という内容は店舗や商品、経営者・スタッフの写真を盛り込む、【立地】は地図を用いて説明をするなどです。

 このような取組みは、内容のリアリティ向上が期待でき、読み手を引き込むことが可能になります。ただし、計画書は8枚以内でまとめることが必要ですので、写真を盛り込みすぎて枚数オーバーになってしまったり、説明文書が不足したりしないように留意する必要があります。

【持続化補助金】採択の可能性を高める計画書の書き方〔企業概要〕のポイント(3)読みやすさを意識する

 同じ文章であっても、配置の仕方やまとめ方を変えるだけで、読みやすさが格段に異なるものです。読みやすさが高まることは、内容の理解が進みやすいということであり、それは採択を引き寄せるポイントと言えます。

 例えば【沿革】は箇条書きを使う、【売上・利益構成】は表形式にまとめるといった方法や、強調したい部分は文字の色・太さ・大きさを変えるなどが挙げられます。

 今回は、採択の可能性を高める<経営計画>「1.企業概要」の書き方として(1)見出しを設ける、(2)ビジュアルに訴求する、(3)読みやすさを意識する、を挙げました。次回の記事でも同じく「1.企業概要」の書き方を見ていきます。

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