撮らせてくれて、ありがとう
私の趣味は、写真を撮ることです。
子どもが生まれてから、ぷにぷにの可愛い表情を撮るのにスマホでは満足できなくなって、オリンパスのミラーレス一眼を買ったのが趣味の始まりです。
元々、こだわる所はとことんこだわる性格もあって、子どもといろんな場所に行ってこんな写真やあんな写真を撮りたいと思い、よく子どもにポーズを指示をしながら撮ってました。
だんだん欲が出て、レンズを買い足したり、フルサイズのキャノンのカメラに買い替えたりしながら、良い値段の機材を使うようになりました。
そして、1年位前からは、小学生の娘たちがバスケを始めたのをきっかけに、バスケの試合で写真を撮る機会が増えました。
娘以外にもチームのメンバーの写真を撮って、データをシェアすると
チームメイトの保護者の方から「いつも撮ってくれてありがとう」と言われるのですが、最近は「撮らせてくれてありがとうございます」という気持ちが芽生えてきました。
バスケのような激しい動きを肉眼で見ていると
良いプレイや惜しいプレイで一喜一憂するのですが、
撮った写真を見返すと、切り取られたその一瞬の表情にパワーをもらえるのです。
自分よりも背の大きな相手に向かって
勇気を持って勝負してシュートする。
シュートが決まって、チームメイトが駆け寄って笑顔になる。
また、相手に何度抜かれても、次は止めようと睨むように必死でディフェンスをする。
そんな一瞬のいろんな表情を撮らせてくれてありがとう。
そんなことを感じます。
動画も良いけれど、私は早すぎて肉眼では見過ごしてしまう一瞬の表情がすごく好き。
見ているのに、見過ごしてしまう一瞬。
「素敵な写真を撮らせてもらってありがとう。」
今度から被写体のみんなに、もっとしっかり声に出して伝えていこう。
そう思えた最幸の1日でした。
ありがとうございます。