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「ありがとう」の反対の言葉
昨日、娘が通っている小学校の卒業式があり、副会長の私はPTA会長の代打としてお祝いのメッセージを伝えてきました。
私の子どもは5年生なので卒業しないのですが、何を話そうか考えた時、自分の子どもに一番伝えたいことを話そうと思いました。
そして、話したのは「ありがとう」という言葉について。
私が一番好きな言葉で、たくさん言おうと決めている言葉です。
ありがとうをたくさん言うと、幸せになれる。
ありがとうは魔法の言葉。たくさん言ってほしい。
でも、なぜ幸せになれるのか?
それは、「ありがとう」を言う時って、嬉しい気持ちで言っているから。
例えば、「誕生日おめでとう」と言われて、「ありがとう」と言う時は嬉しい気持ちで言っている。
ありがとうをたくさん言うことは、嬉しいことがたくさんあるということ。
でも、ありがとうが中々言えない場合もあるし、言えない人もいる。
そんな時は、ありがとうの反対の言葉を知っておくと良い。
ありがとうの反対の言葉は「当たり前」
お父さんやお母さんとか身近な人が、毎日当たり前のように自分にしてくれることがある。
ご飯を作ってくれて、洗濯をしてくれて、習い事の送り迎えをしてくれる。
そういう当たり前だと感じることには、どうしても「ありがとう」と言う気持ちが弱くなっていく。
さらに、自分にとって一番の当たり前は、自分の心臓が動いていること。
生まれてから今まで、みんなが疲れて眠っている時も1秒だって休まずに当たり前のようにずっと動いている。
そう考えたら、「心臓ってすごい!いつもありがとう」って思えてこないかな。
身近で当たり前のものほど、「ありがとう」を感じづらくなることを心のどこかで知っておいてくれたら嬉しい。
そうすれば、そういうものにも「ありがとう」を言えるようになるから。
ささいなことでも、いろんな事を嬉しく感じることができて、幸せになれると思うから。
そんな話をしました。
私は、自分の子どもが勉強や運動を出来るようになるよりも
「ありがとう」がたくさん言える人になってほしいと思っています。
自分の子どもに伝えるように、心を込めてお話しさせていただきました。
みんな真剣に一生懸命聞いてくれてありがとう。
これから先の人生、きっと素晴らしいことがたくさんあります。
応援しています。
卒業おめでとうございます。
貴重な機会をいただいたことに感謝。
ありがとうございます。