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教えるのではなく、思い当たってもらう

今日は、私の娘達が加入しているミニバスチームが、県大会の決勝トーナメントに出場するので応援に行ってきました。

3人の娘は全員試合に出場し、頑張っていました。
自分の娘が出ていると、親としては無意識で応援に力が入ってしまいます。
あまりに力が入ってしまって、実は1週間前に応援の仕方で反省した出来事がありました。

1週間前、何を反省したのか。
それは、私がしていたのは「応援ではなく指示」だったということ。

「パスを出せ!」「もらいに行け!」「ファウルはするな!」
など、そういうことを大声で言っていたんですね…。

相手が優勝候補の強敵だっただけに、
なかなか自分たちのプレーが出来ず、ミスも連発。
正直、見ていてモヤモヤしてしまったんです。

そして、気づいたら応援ではなく指示をしてしまっていました…。

その時は熱くなっているので、自分の言動を客観的に見れませんでした。
どうして気づけたか、と言うとその日の夜に娘たちから言われたんです。

「パパ、怖かった…」と(苦笑)

ごめんねと謝り、応援になっていないと反省した訳です。
そして次の試合では、娘たちが”応援されている”と思える応援や声かけをしようと決めました。

ということがあったので、今日はそれを意識して応援してきました。

結果は、負けてしまったのですが、うまくプレー出来ていない時も「大丈夫、ドンマイ、頑張れー」と言った感じで声をかけました。

そんなことを経て、今回気づいたこと。
それは、私は自分の目の前の人が、何かうまくいかないことがある時、「こうすれば良い」と教えたくなる傾向があるということ。

相手が教えて欲しいと言ってくるなら、教えることで相手は素直に聞くのでしょうが、子どもの場合は親に対して聞いてくるケースは少ないのではないでしょうか。

そんな中で、親が伝えたいことだけを一方的に言ってしまっていないか。
子どもが聞いて欲しいと思っていることを、聞けていないのではないか。

そこで、私は子どもに何かを教えるのではなく、思い当たってもらうようにしようと決めました。

「今日の相手、やってみてどうだった?」
そんな簡単な一言で、聞いてみるのも良いかもしれません。

子どもが感じたこと、出来たこと、出来なかったことを言葉に出してもらう。
すると、意外と自分で反省していたり、どうすれば良いか気づいていたりするもの。気づいていても、出来ないこともあるかもしれない。
もしかしたら、「どうすれば良い?」と聞いてくるかもしれない。

親は、子どもの成長や幸せを願っている。
その気持ちが、うまく子どもに届くような関わり方を心がけたいと思います。

そんなことに気づけた最幸の1日。
小さな体で大きな相手に向かっていった子どもたちの勇気と頑張りを称えたいと思います。

ありがとうございます⭐︎

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