自然の湯たんぽ
いよいよ寒さが増してきて冬に突入。
私の住んでる滋賀も朝晩は冷え込み、ベッドの布団も厚手に衣替え。
私の帰宅時間は遅いので、家に帰るとすでに妻と子供2人は寄り添ってベッドで寝静まっている。
私は、食事と風呂を済ませ、自身の勉強を少しだけ行い寝床へはいる。
妻と隣り合わせのベッドだが、私の布団には誰も居ないので布団が少し冷んやりしているので、布団に入ると共に横にいる次男を妻から拝借し抱きしめると、なんとも言えない柔らかさと温もりが布団に広がる。
自然で温もりのある湯たんぽの様だ。
とはいえ、子供も父と寝たいわけじゃないので、しばらくすると、ムクっと起きて悲しいかな妻の布団へ戻っていく…。
朝、妻は支度のため少し早めにベッドから抜け出す。
残された男どもは朝の冷え込みを避ける為に温もりを求めだす。
まずは次男が転がるように私の布団へ。
長男は寝ぼけながらダラダラと布団に入る。
あっという間に布団はコタツに早替わり。
布団から起き上がるまでのわずかな時間、息子達は昨日の出来事をあーだこーだと話し始め、それをウトウトしながら聞き入る。
幸せな時間は一瞬で、我々も起きなくては遅刻するので準備をする。
長男は1人で階段を降りて行き、次男はいつも「おんぶ」と言って私の背中にしがみつく。そのまま2人でて階段を降りて、リビングのドアを開けたら、次男が言う
「おあよー!(おはようが言えない)」
今日も一日が始まる。
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