思考は言葉につながる

仕事の立場的に様々な営業の方々から、サービスの説明を受ける事が良くある。人材派遣やセキュリティソフトウェア、業務改善ツールなど様々だ。
各社、自社のサービスには誇りを持っており、完璧なまでの説明をしていただける。何処で使っていいかわからんけど、何か契約してみようかと思わせていただける楽しい時間だ。

ただ、中にはその情報いる?というネガティブなワードを入れたりくる方も居たりする。

「たいしたサービスじゃ無いですけどね」
「あまりオススメは出来ないですけど…」
「御社には関係ないサービスですが…」

違う違う!そうじゃない!!
もっと私にアピールしてくれっ!もっと誇れる所を教えてくれっ!ドヤ顔で自慢してくれっれ!!

営業トークってのもあるかもしれないが、正直萎える。

何故そうなるのか理解できずに居たので、社内のメンバーに対して、自社の会社説明してと頼んでみた。


「ブルータス、お前もかっ!」


びっくりするぐらいネガティブな言葉だらけだ…。
いや、そもそも会社の事を知らなすぎる。目がキョドりすぎだぞ!何処みてる??おれを見ろ!
これは愛社精神が無いとか以前の問題だぞ…。

我々も面接や初めての取引先に対しては、同じように自社の説明をする事が多々あるので、このままではイカン!とレクチャーを行った。

会社の歴史から、各サービスの概要と過去の案件の担当者から説明や開発裏話など。話題になる内容は全て話してきた。

本人は今まで知らなかった情報などを吸収出来たので満足していた。本人としては、知らない事が自信の無さに繋がり、ネガティヴな思考になっていたとか。

まぁ、判らなくはないが入社何年目やねんっ!
と突っ込みたくなる衝動を抑えつつ、冷静に考えると、やはり自信の無さが思考を経て言葉や行動に繋がるのでは無いかと思った。

今までのネガティブな営業の人も同じような苦労をされてきたのだろう。

でも、聞いてる立場としては自信と誇りを持って自社の説明をしてもらった方が萌えるよってこと。

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