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傷つく勇気

座右の銘というほどではないけど
マイナスな気持ちになったとき
定期的に頭の中で唱える言葉がいくつかある。

1.困難は分割せよ
2.やってみなくちゃわからない
3.傷つく勇気

並べてみると字面がかなり体育会系で
自分でびっくり。
たまに思うけど、私けっこう脳筋なのか?笑
一番わたしらしいと思うのは3つ目だけど、
1つずつ詳しく書いてみようと思う。

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1.困難は分割せよ

うーーんやりたくない!
と思ったときによく唱えてる。

やらなきゃいけないことを小さく小さくして、
とりあえず嫌なパーツは後回しにして
簡単にできそうなものからやっていく。

そうするうちに小さな成功が積み重なってきて、
気分もなんだか良くなってきて、
後回しにした面倒の核心みたいな作業も
ひょいと取り掛かれたりするのです。
細切れにしてるせいか、難関に見えたことも
やってみると案外たいしたことなかったりする。

2.やってみなくちゃわからない

小さい頃に教育テレビでみてた番組のフレーズ。
「だから、やってみなくちゃわからない。
大科学実験。」だったはず。たしか。
普段できない大掛かりな実験をやる番組で
わくわくして面白かった。

やるかやらないか迷ってうだうだしてるとき、
やってみて何かしら成功や失敗があったとき、
なんとなく唱えて、心の中でうんうん頷く。

やってみなくちゃわからないから、おもしろい。


3.傷つく勇気

もしかしたら誰か有名な人が
使ってるかもしれないし、
嫌われる勇気のパクリみたいで嫌なんだけど、
これは聞いたフレーズとかではなく
自分の中から湧き出てきた言葉。

どうせ傷つくって諦めの気持ちじゃなくて、
踏み出した自分を認めたい
傷が克服され癒えるときの成長を信じたい
傷ついた人の気持ちに寄り添える人になりたい
いろいろをまるっと包み込んだ、そんなイメージ。

傷つくのが怖くてできないこと、逃げること、
逆にやってしまうこと、やめられないこと、
よくよく自分を見つめるとたくさんあると思う。

自分が傷つくのを恐れていると気づいたとき、
恐れているものは恐れるに足るものなのか?
傷ついたらおわりなのか?
勇気のない自分でいいのか?
傷から得られることはないのか?
ほかの人が代わりに傷つくことにはならないか?
いろいろと自問自答する。

あまり楽しい作業ではない。
自分で自分に痛いところをつかれて
グサッと心に刺さることもある。
いざ勇気を出したって
うまくいかないことも当然あるわけで、
そのときは、ずーんとなることもある。

それでも。

私はこの作業も、傷つくことも、
無駄じゃないと信じたい。

傷つくことを恐れ続ける人生なんて虚しい。
いつもポジティブハッピーでいられたら楽だけど、
一人泣き明かした夜から生まれるキラキラも
きっとたくさんあるはずなんだ。

傷つかないように傷つかないようにと
かたく守って積み上げる強さじゃなくて、
ひらいた心でたくさん感じて培っていくような
しなやかな強さのうつくしさを信じたい。

勇気を持って前向きに進んでいきたいと思う。

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自分を救える呪文があるって大切なこと。
唱えてもダメなときはダメなんだけどね。

しなやかにおもしろく、
回り道しながら生きていきたいね。

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