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豊かさって

些細なことにも感謝をし、自分の味方になること。
今の私にとっては、それが一番大事なことかもしれない。

まだまだそれができない日もあるけど、自分の心の声を聴いてあげることや、身の回りに実はたくさんある「豊かさ」のかけらを見つけて拾い上げることは、ちょっとずつできるようになってきた。

旅は非日常で、豊かさは崇高なものだと思っていた8ヶ月前。
旅の要素を日常に取り入れて、等身大で豊かになろうとしている自分に変わったことが、1番の変化だったかもしれない。

8ヶ月前の私が書いていた「豊かさ」

POOLOが始まる8ヶ月前。
自分自身の変化を知りたくて、POOLOに入る目的とか自分自身のことを、色々と書き連ねてあった。

まっさらなノートの1ページ目って、いつもワクワクする。
8ヶ月前の自分への回答は、また次の記事で。

当時の私が書いていた「豊かさ」がこちら。
・行った先々で感情を味わえること
・自分の強み・特徴をうまく使って、人を幸せにできること
・文化や歴史など様々な知識を持ち、相手をより深く理解できること/学ぶ喜びを得ること

う〜ん、わかるんだけど、非日常的だし理想系すぎるなあ笑 
最終的にはそうなりたいけど、もうちょっとスモールステップからいこうよ。

「旅」の要素を日常に取り入れられるようになった

もともと旅自体は好きではあったけど、同世代の旅人とここまでめっこり関わりながら、「旅」を基軸に物事を考えることってなかった。

でも、毎週のように国内外飛び回っている仲間たちと共に、対話をしたり、様々な形の「旅」を体験することで、旅を通じてこそ得られると思っていた「豊かさ」の要素は、案外日常に取り入れられることに気づいた。

・前よりも自然体に振る舞えるようになった
・「五感」を意識して日常に取り入れるようになった
・自分の心の声を聞いて、動けるようになった
・自分がどんな人か、新しい角度から知ることができた

これらの変化は、素敵な旅企画そのものはもちろんのこと、何を言っても大丈夫な、安心安全・素敵すぎる仲間たちが一緒にいてくれたおかげ。

8ヶ月間で変わらなかったこと

遠くへ行ったり近くで会ったり。
一日中忙しく遊び倒したり、ゆっくりと時間を過ごしたり。
様々な旅をみんなと共にする中で、変わらず自分が大事にしたいことにも気づけた。

・感謝の気持ちを持ち続けたい
・歩み寄れる関係性は居心地が良いし、大事にしたい
・誰かと共有する時間も、1人で自分と向き合う時間も大事にしたい
・様々な人・場所と出会い続け、喜怒哀楽を全部味わいながら、自分を深めていきたい

学生の頃から内省していた中でも、変わらず出てきたキーワードなので、きっとこれからも大事にし続けたいんだと思う。
そして、その「大事にしたい」という自分自身の声を無碍にせず、大事にし続けることが、わたしの豊かさにつながるんだと思う。

見えないものこそ大事にしたい

大きくて抽象的なテーマについてあれこれ考えていると、ついつい頭の整理のために分類したり、ひとつにまとめようとしたり、綺麗に見える化・言語化したくなったりする。

豊かさなんて、まさにそう。「私の豊かさは〇〇です」って、いつか一言で言えるようになりたい。8ヶ月間を通じて、言えるようになりたかった。

以前の私は、結論を出してすっきりすればそれで良いとばかり思っていたけれど、今は、それが全てでも無いと思っている。

自分が心の底で感じる幸せって、案外言葉にならなかったりする。
大事なのは、それらを「よくわからないからいいや」と断捨離せずに、大事にしまっておくこと。

きっと、自分が豊かになる上で、そしてそれを周りにも広めていく上で、ゆくゆくはそれらを言語化・発信していく必要があるのかもしれないけど。
今は結論を急がず、何となくでも「良いな」「好きだな」「幸せだな」と思ったことを無碍にせず、しまっておこうと思う。

それらを拾い集め、大事に育てていくことで、自分が豊かにしていきたい世界が、徐々にわかってくる気がしている。

見えないものこそ大事にする。
年齢、性別、容姿、経歴、国籍、職業….そういった、目に見えるわかりやすいものではなくて、その人の背景や、紡がれる言葉の奥にある思い。そしてそれを聞いて感じる自分自身の感情。
そういった、曖昧でつかみどころのないようなものこそ大事にしながら、自分にも相手にも向き合っていきたい。

些細なことにも感謝をし、自分の味方になること

「自分のことは好きになっていますか?」
これは、私が中学生の頃に、自分のことを好きになりたくて、1年後の自分に向けて日記に書いていた質問。

自分への期待値が高いが自信がない。そのため、「ここまでできるでしょ」という高いハードルを超えられない自分に鞭を打ち、暴言を吐く。
そんなことを小さい頃からずーっと繰り返していた私。

もうそろそろ、自分の味方になってあげてもいいんじゃない?
とりあえず、ごはん食べてゆっくりしようよ。

そうやって、自分にちょっとずつ優しい言葉をかけられるようになった。
ご飯を食べたり、ピアノを弾いたり、何となく良いなと思ったほうに、前より素直に動けるようになった。

ご飯が美味しいことに、ピアノを弾ける自分自身に、今日も天気が良いことに、感謝できるようになった。

この8ヶ月間、素敵な仲間と様々な体験をしながら、日常にそれを取り込んで、ちょっとだけ、豊かな自分に近づけた気がする。

まとまらないけど、そんな感じ。

これを読んでくれている7期のみんなへ

こんなに素敵なみんなと出会うことができて、本当に幸せ!
それぞれに個性・魅力があって、とても刺激的な8ヶ月間でした。

仕事や引越し、その他諸々忙しさに波はあったけど、ここまで頑張って来られたのはみんなのおかげです。
出会ってくれてありがとう。ここで終わらせるのではなく、むしろここから、もっとみんなと深く、長く、繋がっていけると嬉しいです。

これからも、ずっとよろしくね。

りなお



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